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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

幼馴染の美少女に襲われて彼氏と別れることになった話

文章:佐川レンツ


「はぁっ、唯奈っあ!」
「ふふっ、アキのここ、びちょびちょだね」
「ヤダ……いわないでぇ」

後ろから手を回されて秘部を触られる。
唯奈は幼馴染で、最初からこんなことをしていたわけではじゃない。

「彼氏がいるのにね」
「ああっん」

耳元でささやかれる声が体の熱を上げていく。
さらさらと輝く黒髪があたしの肌を滑ってくすぐったい。
全部彼氏とは違う感覚――なのに、拒むことができない。

最初はちょっとしたボディタッチだった。
それがキスになり、服を脱がされと段々エスカレートしてきた。
元々、よくくっついてくる子だったから嫌悪感がそんなになくて。
その上。

「アキ、可愛いよ。気持ちよくなろうね?」
「ひゃんっ、ああ、だめぇえええっ」

唯奈の声が耳の中に飛び込んでくる。
この声に言われると何も逆らう気が起きなくなってしまう。
頭の中がふわふわしてきて、目の前の唯奈のことしか考えられなくなる。
この状況がいいはずないってわかってるのに、あたしはこの関係を止めることができなかった。

「アキの体って本当に綺麗」
「ゆいっ、な、に言われても……んっ」
「うれしくない?」
「違うっ嬉しいけど、あんたのほうが、綺麗だし」
「わぁ、嬉しい。ありがとう」

お腹の上を唯奈の手がゆるゆると撫でていく。
さっきまで愛撫されていたせいで敏感な体は、その刺激だけでぴくぴくと下腹部を揺らした。
どろりと自分の秘部から熱い液体がこぼれるのを感じる。
それが恥ずかしくて、顔をそらすと唯奈の手で真っすぐ前を見させられた。

「だーめ、えっちなアキのことちゃんと見てなきゃ」
「唯奈、これっ、はずかしっ」

自分より華奢なはずの唯奈に足を開かせられて、自分の恥ずかしいところを直視される。
それを考えただけで体温が上がりそうだった。
へその下あたりから、たまに掠めるように陰核を触られるとそれだけで腰が浮きそうになる。
つよく立ち上がったそれはじんじんと熱を発して痛いくらいだった。

「触って欲しそうな色してるよー、ここもひくひくしてるし」
「んんっ、あっ、ふぁん、こすん、ないでぇっ」
「だめ、気持ちよさそうだもん」

唯奈の指が尖った陰核の先を撫で上げる。
細い指の腹で転がすようにされるとたまらなかった。
「もっと」と強請ってしまいそうになるのを、理性が必死に押しとどめる。
唯奈の指が欲しい。
もっと気持ちよきなりたい。
身体は自然と背後から手を回す唯奈の体に傾いていた。
ふわりと香るのは甘い匂いで、好きな香りにうっとりとしてしまう。

「アキ、イきたいでしょ?」
「そんなぁ、こと……んぅ、ああっ、ないからぁっ」
「嘘つきだ」
「ひゃあん、あんっ、ああ!」

急に差し込まれた指にお腹がびっくりする。
求めていた刺激を逃がさない様に子宮が細い指を締め上げる。
中を唯奈の指が動いてフラッシュバックするように視界が白くなる。
快感にこのままアキに身を任せそうになってしまう。

--♪

「アキ、電話だよ?」
「え、へぇっ、あ、んっ」
「ほら、出て」
「むりぃいっ、あっ、んうっ」

唯奈に無理やり手渡された電話。
そこに表示されていたのは彼氏の名前。
後ろから動かされる手はそのままに、通話ボタンを押されてしまう。

「ひゃい、なにっ?んっ」

「うん、んぅ……ぁ」
「アキ、ちゃんと喋んなきゃ」
「唯奈が動かすからぁん、でしょ!」

彼氏の声なんてほぼ理解できない。
唯奈がしゃべるタイミングに合わせて、中の指を押し込んでくるから、そのたびに思考が溶かされる。
早くこの会話を終わらせてしまいたい。

「うん、うん、わかったからっ」
「唯奈、気持ちよくさせてほしかったら、別れてね?」
「へぇっ?!そ、そんなぁっ」

電話を当てているのと反対側の耳を舐め挙げられる。
そのまま、唯奈の可愛らしい声が頭に響く。
唯奈に気持ちよくさせてもらいたかったら、別れなければならない。
快感で熱い身体が一瞬で冷えてしまうかのようだった。

「あ、ごめっ……んっああ!」
「ほら、気持ちよくなりたいでしょ」

でも唯奈の手がすぐに動いて中の一番奥を押し上げる。
子宮ごと持ち上げられるような動きに思考は真っ白になる。
電話しているスリルもあって、あっという間にあたしのからだは絶頂の一歩手前になった。

「んっ、でもぉ……!」
「ほらぁ、はやく」
「ふぁあん!だめぇええ」

とっさに電話を離したけど、絶対に聞こえていたと思う。
だけど唯奈は手を放してくれなくて、快感に理性が焼き切れる。
首筋を噛まれ、それだけイきそうになった。

「あのさ、悪いけど、別れて!もう付き合えないからぁ」

ほぼ、叫ぶように告げて電話を切る。
そのまま首だけで後ろの唯奈を振り返れば、その顔は嬉しそうに笑っていた。
ぞくりと背筋に快感が走る。
それだけで、あたしももう唯奈から逃げられないことを悟った。

「もう、はやくぅ、これで、いいでしょっ、ひゃんんぅ!」
「うん、満足。たっぷり、気持ちよくしてあげるね」

増やされた指がさっきより強く、早く子宮を突き上げる。
同時に陰核も潰され、あたしの脳は快感にスパークした。

「ひゃ、ああああん、きもちいい!唯奈、きもちひぃよおお!」
「アキ、可愛い」

彼氏を切ったことなど、あっという間に頭の中から消え去って。
あたしの中は唯奈一色になる。
それがとても幸せなことに思えた。
[ 2017/08/21 00:01 ] 短編 | TB(-) | CM(0)
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