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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

Part.56 【 相部屋(真里ふたなり妄想編) 】

 深夜二時。


 温泉から上がり部屋に戻ると、四人はすぐに電気を消し布団へと入った。

 奥の方から誠、真里、直美、恭子の順に並んでいる。

 フカフカの羽毛布団、暖房も効いており、すぐに眠りに付くかと思われたのだが……


※※※


 暗闇の中、直美の布団がもぞもぞと動く。布団の右端部分が上がり、出てきた直美が隣の恭子の布団へと入り込む。

 まだ目を閉じているだけだった恭子は、ゆっくりと寝返りを打ち、直美の方を向くと言った。


「どうしたの、直美?」

「なんだか寂しくなっちゃって……」


 甘えるような声で直美が答える。

 大学に入ってからというもの、直美は毎晩のように恭子を求め、行為が終わるとそのまま裸で抱き合って眠っていた。

 今日は相部屋ということで、別々の布団を敷いてもらっていたのだが、普段と違うと落ち着かないのだろう……。

 直美はいつものように恭子に抱き付いていた。


「もぅ、仕方ないわね…………ま、直美は寝相が悪いってことにして、今日はこのまま寝るといいわ。私も寂しかったし……」


 そう言い許可を出す恭子。朝起きた時の真里の反応が心配だったが、添い寝するくらいならそこまで気に止めないだろうと考えた。


「ホント? やった!」


 そう言い喜ぶ直美の頭を撫でると、恭子は再び目を閉じた。



※※※



 それから約5分ほどが経ち、恭子は自分の頬に直美の唇が当たるのを感じた。わざと当てているような感じだ……。抗議しようと直美の方を振り返る。


「ちょっと直美……今日は隣に真里ちゃんが……んんっ!」


不意にキスをされる。唇同士をぴったりと塞がれてしまい声が出せない。唇の間から侵入する直美の舌が恭子のそれに絡みついた。

顔を背けようとするが、全身を抑えられ身動きがとれない。それからしばらくの間、恭子は直美によるディープキスにより翻弄されることになる。


「ちゅ……ぱ……はぁはぁ、はぁはぁ……」


 三分ほどが経ち、解放される恭子。しかし既に瞳は濡れ、恋人の舌を追うように、自らの舌を差し出してしまっていた。

 直美は毎日の性行為によって、恭子の性感帯を熟知していた。彼女は恭子の様子に微笑むと、そのまま弱点でもある耳元に狙いを定めた。


「あむっあむっ……ちゅっちゅっちゅぱっ……れろぉ……はぁ……」

「ぁっ……!! やっ……!!」


 恭子の耳元でリップ音が鳴る。熱い吐息が当たり、恭子の官能が刺激される。首下の窪みのラインを舌先で撫でられ、恭子は思わず声を上げてしまった。

直美がサキュバスのような声色で囁く。


「キョウちゃん……あたし、女湯入ってからずっと興奮しっぱなしで、もう我慢できなくなっちゃった……❤ ……しても、良いよね?」


 耳を疑うような直美のセリフ。今日は誠と真里が同じ部屋で寝ているため、してこないだろうと思っていた。まさかそれでも誘ってくるとは……。

 目を見開き直美の方を見る。

 そこには目をキラリと光らせ、小悪魔のように微笑む直美の姿があった。そう……彼女は既に理性のタガが外れ、真里と誠の前でも構わず、性交に及ぼうとしていたのだ。

 本来であれば、ここで直美を正気に戻さなければならないのだが……。


 ゾクゾク……ゾクゾク……


 あろうことか、恭子は直美のサディスティックな目を前にして、彼女から受ける甘美な刺激を思い出し、背筋をゾクゾクとさせてしまっていた。

 ジュン……と子宮が疼くような感覚。膣口からは新たな愛液が生み出され、その周辺を濡らし始めていた。

 日夜受け続けてきた刺激は、恭子の中にマゾの性質を覚醒させてしまっていたのだ。


(……すぐに止めなきゃダメなのに……言葉が出ない……)


 ここで快楽に身を委ねてしまったら、誠と真里を起こしてしまう。
 理性と本能が葛藤を起こし、恭子は直美のことを押し返すことも、受け入れることも出来なかった。


(キョウちゃん、思ったより嫌がらないな~~これはOKってことでいいよね?♡)


 明確な否定の意を示さない恭子を見て、合意のサインだと判断した直美は更なる侵攻を開始した。

 首筋にキスの雨を降らし、ゆっくりと下へと移動する。浴衣の帯を解き、衿をはだけさせ、手を差し込み恭子の胸を触った。

 夏祭りで、恭子は浴衣を寝間着として使用する際は、下着はつけないと言っていた。その言葉の通り、彼女はブラもショーツも身に付けてはいなかった。

 白桃の頂きに顔を寄せる。優しく、時に激しく、舌を回すように使い、その大粒の胸のクリットを転がしていく。


「ぁっ! んんんっ……!!」


 あまりの気持ち良さに声を出しかける恭子であったが、誠と真里を起こさないよう、無理やり声を押し殺した。

 そんな様子に、直美の被虐心が刺激される。

 腕を伸ばし、柔らかく花開いた湿地帯へと指を這わす。ヒクつく襞にトロトロと潤う愛液……。直美はそれを指先に絡ませると、蕾を優しく撫で始めた。


「ふぅっ……んんっ……」


 巧みな指先で、一本一本……。緊張の糸を解す様に、じっくり、ねっとりと……。
恭子は腰をひねり逃れようする。だがそれもすぐに求める動きへと変わってしまう。腰を振り恋人の指にピンと張ってしまった突起を擦り付ける。


「あぁ……そんなぁ……」


 変わっていく自身の反応に気づき、悲観の声を上げる恭子。

 桜色の胸の頂もすっかり勃起し、ピクピクと震えてしまっている。直美は恭子の乳首とクリトリスの両方を勃起させると、彼女の心を篭絡させるべく唇にキスをした。

 恭子は脳が蕩けてしまいそうなほど甘く痺れる接吻を感じながらも、直美から与えられる快楽に必死に抵抗し続けていた――



 ※※※



 ドキドキドキドキドキドキ……


 そんな恭子の抵抗も空しく、既に二人の行為は真里に気づかれてしまっていた。


(う……う……二人とも、絶対してるよね……)


 すぐ隣で繰り広げられる女同士の淫らな行為。
 真里は同人誌により、ある程度のGL耐性はあったが、それはあくまでも二次元での話。三次元のGLは許容の範囲外であった。

 仲の良い女友達で尚且つビジュアルが美しいこともあり、嫌悪感はそこまで大きいものではなかったが、ノンケの真里はなるべく離れていたいと思った。

 寝返りを打つ振りをして、誠のいる方へと身体を寄せ、布団を被り耳を塞ぐ。


「んっ……あぁっ! ……ぁっ……」


 それでも変わらない恭子の声。ふと、誠を見つめる。――優しい誠のことだ。万が一起きていたとしても、事情を話せば分かってくれるだろう……。

 真里は迷ったが誠の布団に避難することを決めた。布団の左端を持ち上げ、誠の布団へと入り込む。


「真里ちゃん……?」


 真里が布団の中に入ってきたことに気づき、誠が声をかけてきた。どうやらまだ眠ってはいなかったようだ。真里は変な風に誤解されてしまうかもしれないと警戒したのだが……。


「大丈夫……私も聞こえていたから、だからこっちに来たんだよね?」


 そんな真里に誠は優しく語りかける。

 聞こえないはずがない。直美は二人に気づかれても構わないと思っているのだから……。しかし、そのおかげで簡単に事情を察してもらうことができた。


「はい……急にその……始めちゃったみたいで……」

「ナオちゃん、昔からそういう大胆なところあるからね」

「えっ? そうなんですか?」

「うん……でもキヨちゃんは、そういうの見られるの嫌がると思うんだよね……。だから言い出しにくくて……でも真里さんが眠れないなら言ってくるよ。二人ともすぐに止めてくれると思う」

「大丈夫です。ここだとそこまで気にならないので……」


 大好きな誠と同じ布団で眠れる……ある意味、直美に感謝しているくらいだった。

 声は気になりはしたが、ここで止めてしまったら元の布団に戻らなくてはいけなくなる。真里は気にならないふりをすることにした。


「マコトさん、もう少しそっち寄ってもいいですか? そこまでいけば全然気にならなくなると思うので……」

「うん、いいよ」


 真里は身体の触れるくらいの位置まで近づいた。

 女物の浴衣を着て眠っている誠。微かに触れる女性の胸の感触……。真里の中で夏祭りの時に感じた百合的感情が呼び起こされようとしていた。


(うぅ……これこのまま興奮してたら、まずいのでは……?)


 真里は女の誠に興奮する気持ちを抑えようと、昔の誠を思い浮かべようとした。しかしその姿に靄がかかり、思うように想像できなかった。

 代わりに思い浮かべてしまったのが、女湯で見た誠の裸だ。

 色白で透き通るような肌。僅かに膨らむ胸。そして小さく可愛らしいおちんちん……。

 真里は、誠を好きな気持ちと女同士への抵抗感に板挟みとなりながらも、股間が熱くなるのを感じ始めていた。


(はぁ……はぁ……ダメダメダメ……こんなことで興奮しちゃダメ……私はレズじゃないし……はっ、そうだ! 誠くんの顔を見れば、昔の面影を思い出せるかも?)


 海面から浮かび上がるように布団から顔を出すと、誠の顔がすぐ目の前にあった。
 目を瞑り安らかに寝息を立てている……。
 月明かりに照らされた端麗な寝顔に、真里は一瞬にして心を奪われた。


(……なんて可愛いんだろう)


 仕草や態度ではなく、単純な顔の造形への評価。段々と誠を男性として見れなくなってきていた部分もあったのだろう。

 真里はこの時初めて誠の顔をカッコイイではなく、可愛いと感じてしまった。


(誠くん……)


 だがそれでも誠が好きという感情は変わらなかった。

 キスまでの距離約20cm。もはや男の誠を思い浮かべることはできない。興奮で理性がグラついてきていた真里は、この容姿でも構わないと思い、誠とのキスを想像することにした。


(ちゅ……)


 不思議と嫌な感じはしなかった。自分が同性とするイメージを持つことに戸惑いはあるものの、それでも止める気にはならない。

 左手で疼いた股間に触れてみる。


(あ……気持ちいい……)


 今までしてきた自慰とは全く次元の異なる気持ち良さ。

 女同士、いけないことをしているかのような背徳感が、真里の官能をより一層高めさせた。


 真里の妄想は続く。


 女湯での誠の裸。小ぶりな胸とカワイイちんちん。あどけない顔。いじらしい表情でキスを求める誠を想像し、唇をくっつけてみた。


(ちゅ……ちゅっちゅっ……んっ……はぁはぁ……)


 そんな異常な妄想なのに興奮してしまう。もうここまで来たら歯止めは効かなかった。

 ショーツの中に手を突っ込みヒダを触ってみると、十分に濡れて滑りやすくなっていた。


(私……女の誠くんを想像してオナニーしてる……すごい変態)


 想像の誠はぷりんとしたお尻をこちらに向け、物欲しそうな目付きで、挿入を待ち侘びていた。しかし女の真里に入れるようなものはない。

 だがここは真里の妄想の中、彼女はクリトリスに神経を集中させると心の中のチンコを勃起させた。


 ビーンっと力強く跳ねる真里の心のチンコ。真里のそれは誠のそれよりも遥かに立派で逞しかった。

 中指と人差し指の脇でクリトリスを挟み、男が竿をしごくようにしごいでみる。


「ぁ……ふぅ……」


 思わず声が漏れてしまう。真里はしごくスピードを少し抑えると再び妄想を進めた。

 誠の顔の前に心の肉棒を差し出す。


「あっ……真里さんの……おっきい……」


 潤んだ瞳で真里の剛直を見つめる誠。


 ゾクゾク……ゾクゾク……


 あまりに倒錯的な妄想で、背筋にむず痒さを感じる。男である誠に対して、女である自分が心のチンコを差し出しているのだ。
 普段は竿役を別の屈強な男性でBL妄想している真里だったが、こうしてふたなりチンコという設定で誠を相手にするのも悪くないと思った。


「ふふふ……誠くん……ううん……マコトちゃん♥ マコトちゃんのおちんちんに比べて私のおちんちんどうですか?」


 真里は雰囲気を出すためにマコトの名称をちゃん付けで呼ぶことにした。


「あぁんっ……真里さんの……私のおちんちんと全然ちがぅ……逞しくって……大きくって……すごぃのぉ……」

「そうですよねぇ、マコトちゃんのおちんちんは、とっても可愛くて、小さくて、まるでオモチャみたいですもんねぇ……」


 女の子座りをする誠の股間のオモチャがピクンと反応する。
 真里の脈打つ屈強な肉茎を前にして、小さくて可愛らしいオモチャと呼ばれるのが嬉しいようだ。


「そうなの、私のちっちゃくてオモチャみたいなのぉ……んんっ❤」

「あらあら……大きくなっても、そんなサイズなんですね。ほーら、自分のよりも何倍も太くて逞しい本物のちんぽを、その小さなお口で、ご奉仕してください❤」

「はぁい……」


 そう言い誠は、唇から小さな舌を出すと、控えめに真里の肉棒に宛がった。その妄想に合わせて、真里もクリトリスに刺激を与える。


(ふぁっ! あぁぁっ!! ヤバイ……これすごい気持ちいぃ……)


 女の誠が、顔を赤らめて自分の心のチンコをフェラしている。真里の中でニューカテゴリーに分類されるこの妄想は、僅かな刺激でも真里を高みまで昇らせることができた。


(あああああああっ……すっごい変態……誠くんでこんな妄想……はぁぁっ……抑えなきゃ、すぐにイっちゃう……)


「はぁ……はぁ……」


 真里はビクビクと身体を小さく痙攣させながらも、すぐにイっては勿体ないと思い、ゆっくりと自慰行為を続けることにした。


「ほーら、お口を開けてください……マコトちゃんの口に、私の太くて逞しいちんちんを入れてあげますよ? たぁっぷりと味わって……くださいね……?」


 誠の顔に両手を添え、少しずつ少しずつお口に肉棒を差し込んでいく。誠はウットリとした表情で真里の目を見つめ、その味を堪能している。


じゅぼ…じゅぼ……ずぶっ…ずぶっ……

「あぁっ……はぁ……♡」


 誠の口内で水音を立ててストロークされる心のちんこ。
 想像して真里が熱の籠った吐息を出す。恭子の喘ぎ声がなければ、誰かに聞かれてしまってたかもしれない吐息。真里は恭子を隠れ蓑にし自慰行為を楽しんでいた。


 ちゅぅ…ちゅぅ…


 誠は哺乳瓶を口に含むように、真里の鈴口を含んでいた。真里の心のチンコからは、誠の吸う力に合わせて濃いミルクが次から次へと噴出していた。

 現実にはあり得ない話だが、ここは真里の妄想の中、真里の心の精子も無限大なのだ。


「ほーら、どうですかー? 私のミルクおいしいですかー? マコトちゃんはおちんぽ大好きな男の娘だから、うれしいですよねー?」

「あぁんっ……真里さんのおちんぽミルクおいしぃのぉ♡ すごくおいしくて、マコトのおちんちんも嬉しくてぴゅっぴゅっしちゃうのぉ」


 誠の勃起した白くて小さなちんちんの先っぽからは、僅かな量の透明な精子が申し訳程度に飛び出て床を汚していた。


(ぶぅへぇぇぇーやべぇぇー変態すぎるわ私……)


 妄想の誠とふたなりセックスをする真里。だんだんと調子に乗ってきたようで、変態具合にも拍車がかかってきたようだ。


「あれぇ? マコトちゃんのおちんぽミルクそれしか出ないんですかぁ? 私のミルクに比べて量も少ないし、色も透明じゃないですか?」

「あうぅ……私、これしか出せないのぉ……」

「もぉーマコトちゃんったら……しょうがないですね……じゃあ私がおちんぽミルクの出し方教えてあげるので、こっちにお尻を突き出してください、ね?」


 真里は誠を四つん這いにさせてお尻を突き出させた。カワイイお尻を両手で優しく掴み、勃起した心のちんこを、誠の処女穴に宛がった。


「今から、おちんぽミルク作るために、お尻オマンコにおちんぽ、ずぶぅしてあげますからね~~まずは、お尻でいっぱいおちんぽちゅぱちゅぱして、私のおちんぽの形覚えるんですよ~~?」

「うんっ❤ 私のお尻オマンコに真里さんのおちんぽの形おしえて❤ マコトを真里さんの女にしてぇ❤」

(フヘ……フヘ……フヘヘヘ……誠くん、私の女になっちゃうの? 男なのに、女の私の女になっちゃうの? もぉ誠くん、ホモだかレズだかわかんなぁい❤) 


 真里は先ほどのフェラによってドロドロになった心の棒を、誠の中へと挿入した。


「ほ~ら、ずぶぅいきますよぉ? ずぶぅ~❤ ずぶぅ~❤」

「ふぁんっ❤ 真里さんの……すごぃ❤」


 妄想の誠は真里の腰の動きに合わせて腰を振り始めた。同時に真里も己のクリトリスをより過激に弄繰り回す。


「わかりますかぁ? このコリコリっとしたところが、前立腺といっておちんぽミルクを作るスイッチなんですよぉ? ここをずぶぅ~ずぶぅして、こりんこりんしてあげますね?❤」

「う……うんっ!」

「はい、ずぶぅ~❤ ずぶぅ~❤ はい、こりん❤ こりん❤」

「あぁぁぁぁぁんっ!! こりんこりんもいいのぉぉぉぉ❤」

「前立腺こりんこりんも気持ちいぃですよねぇ? いーっぱいこりんこりんして、おちんぽミルクいっぱい、ぴゅっぴゅっしてくださいね? こりん❤ こりん❤」

「やあぁぁぁぁんっ!! いっぱい、ぴゅっぴゅっしちゃうのぉ!」


 真里がひと突きする度に、誠のおちんぽからはぴゅっぴゅっ、ぴゅっぴゅっとミルクが噴き出す。まるで牛のミルク絞りのようである。


「はーい❤ ずぶぅーずぶぅー」

「アッ! アッーーーー!!!」

「こりーん❤ こりーん❤」

ぴゅっぴゅっ❤ ぴゅっぴゅっ❤

「マコトちゃん、おちんぽミルクの出し方よくわかりましたかぁ?❤」

「……うん❤ でも、真里さんがいなきゃ、ミルク作れないよ……」

「うふふふ❤ いいんですよぉ~マコトちゃんは、私といる時だけ、おちんぽミルク作れればいいんです❤ 私がいなきゃ、一人でおちんぽミルクを出すこともできないマコトちゃんも私は大好きですよっ」

「わたしも、いっぱぁいお尻おまんこ、ずぶぅずぶぅしてくれて、いっぱいこりんこりんしてくれる真里さんがだーーいすきっ❤」

(やぁぁんっ❤ もぉぉぉー❤ マコトちゃんかわいすぎっ❤❤ もうこれ心のちんぽ、射精寸前だわぁ~~)


 女にも関わらず、最愛の人を後背位で責める背徳感。心のちんこという新しい性癖に目覚めた真里は、アヘ顔に近い表情で笑っていた。万が一、誠が見たならば、確実に引かれてしまうような表情である。

 それに気が付き、少し正気に戻った真里は誠の顔を見た。スースーと息を吸う安らかな寝顔。男性なのに柔らかそうな唇。それを見て真里は思った。


(あぁ……キスしたいな……)


 しかし、ここで本当にキスをしてしまったら誠に嫌われてしまう。真里は仕方なく妄想で我慢することにした。


「真里さぁん……」

「どうしたんですか? マコトちゃん?」

「うん……あのね……真里さんとキスしたいの……」

「キスしたいんですか? うふふ……良いですよ♥」

「んっ……ちゅ……んくっ……ふぁっ……」


 姿勢を正常位へと変え、ふたなりチンコを突っ込んだまま誠にキスをする。誠は細い腕を真里の背中に回し、腰の動きに身を任せていた。

 そうして腰を降っているとお互いの乳房が擦り合うイメージが浮かんできた。真里は左手を自らの乳首に添えると優しく触り始めた。


「んんっ……あぁ……」


 新しい刺激が加わり真里はまた声を出してしまった。直美と恭子がこれほど音を出していても起きない誠のことだ。多少声を出してしまっても大丈夫だろう。

 真里は左手の動きはそのままで、右手のクリトリスを擦る動きを再開する。ここで止めてしまったら、欲求不満で眠れなくなってしまう。既に真里は絶頂に向けて動き出していた。


「あっ、はぁはぁ、マコトちゃん……愛してます……」

「私も、真里さんのこと愛してる……」

「マコトちゃ……マコトさんと一緒にイキたいです……」

「うん……一緒にイこ? 真里さん♡」


 真里は小刻みに身体を揺らす。ちゃん付けを、さん付けに直し、なるべく現実の誠に意識を切り替えた。

 目を開けて、目の前で天使のように眠る誠を見つめる。今まで何度も何度もイメージしながらオナニーをしてきた誠の顔。心の奥底から湧き上がってくる劣情に身を委ね、ひたすら抉るように淫豆をすり潰した。


「フーフー……フー……んっ♡ んんっ♡ んんんっ♡ んんんんんんっっっ!!(ぁっ♡ あぁんっ♡ んんんっ!! マコトさん、好きっ! いく、いく、いっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!)」


 その瞬間、真里の身体を電流が走り抜けるような快感が貫いた。


――――――――ビクビクッビクッ!!


10秒以上にも及ぶ、長い痙攣が続いた後、すぅっと力が抜ける。


「はぁー……はぁー……はぁー……」


 絶頂後の荒い息を吐きながら、誠を見つめる。

 直接性交したわけでもないのに、同じ布団で包まっていると、本当にしてしまったような気分になる。

 真里はこれまでのオナニーでは得られなかった多幸感で全身満たされていた。


「……………」


 一息つき、ふと、背中の方に意識を回すと、恭子と直美の行為も終盤に差し掛かろうとしているのがわかった。


「キョウちゃん、かわいい……」

「あっ……んんー!! んっ♡ んんんー!!!」


 一度絶頂したこともあり、真里は徐々に二人の行為が気になり始めてしまっていた。
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