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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

part.25 【 女性化催眠 】

【注意】今回 BL要素 があります。



「さてと……」


恭子はベッドに寄りかかり眠っている誠を見つめていた。


(それにしても、本当に見れば見るほど女の子ね…)


今まで何度か女装をさせてきたが、
こうして化粧まで施したのは今回が初めてだった。

このままの姿で街に繰り出したとしても、
おそらく誠が男だと気付く者はいないだろう……

もし気づく要素があるとするならば、
それは歩き方、話し方、ちょっとした仕草や声質など、
誠が生まれてからこれまで培ってきた男の性質によるものだろう。


(こんなに可愛いんだから、
マコトちゃんにはそういった邪魔なものは全部捨ててもらわなくっちゃね。
男の心を全部洗い流して、女の子の心の色に染めてあげるわ……)


恭子は、眠っている誠の前に座るとゆっくりと暗示をかけ始めた。


「ここはあなたの夢の中……あなたは今、恭子の家にいます。
ここはとても心地が良くて安心できる場所です」

「あなたは心の中で思っていることを声に出してしまいますが、
全然気になりません。心の声を口に出すのはとても気持ちがいいこと。
声を出しているだけであなたは心がドキドキしてきます。
いいですね? では目を覚まして下さい……」


誠の瞼が動き、ゆっくりと目を開く。


「おはよう、マコトちゃん。気分はどう?」

「……おはよう、恭子さん。すごく気分が良くて、すっきりした感じかな」


これは今まで恭子が誠に催眠をかける際の一連の流れと同じであったが、
一つだけ違うところがあった。


それは『誠に声を出させること』


今までの催眠術では、
誠は頷いたり、首を横に振ることでしか意思を伝えることができなかったが、
直美への催眠術によって、心の声を口に出させる方法を学んだ恭子は、
誠にも同じ催眠をかけ、声を出させることができるようになっていた。


直美にかけたように、
恭子の声を自らの心の声と誤認させる催眠をかけることも考えたが、
男と女で考えることが大きく異なることも考慮して、今回は心の声をさらけ出させるだけにした。


「そう……すごく気分が良くて、すっきりしてるのね?
それはおそらく女装しているからじゃないかしら?」


恭子がそう言うのを聞き、自らの服装を確認する誠。


「あれ? いつの間にこんな姿になってるんだろう……
恭子さんの前なのに恥ずかしいな……」


催眠をかける前の出来事を思い出せないのか、恥ずかしそうに顔を俯かせている。


「恥ずかしかることはないわ……だってここはマコトちゃんの夢の中なんだもの。
夢の中だったらどんな格好をしてても平気でしょ?」


恭子の言葉に誠はハッとする。


「そうだったっけ。夢の中なら平気かな……」

「そうよね。夢の中だから誰にも気兼ねなく正直になっていいのよ?
マコトちゃんが心地よくて良い気分なのは女装しているからじゃない?」


改めて同じ質問を誠に投げかける恭子。


「うん……そうかもしれない……
女装してるとなんだか幸せな気持ちになってきちゃうんだ……」


以前、恭子が誠にかけた催眠が効いているようだ。
誠は幸せそうな笑みを浮かべている。


「今の姿、とっても良く似合ってるわよ」


いつもの天使スマイルで誠を褒める。


「ありがとう、そう言ってもらえて嬉しいよ」


同じように笑顔で答える誠。
いつもだったら否定するところだが、夢の中ということもあり、
正直に自分の気持ちを伝えることにしたようだ。


「本当によく似合ってるわ……
この姿を見ると逆にいつもの男の格好の方が違和感ある感じよね……」

「えっ…? そうかな?」

「そうよ。マコトちゃんに男の服装は似合わないわ。
なんだか男装している女の子みたいで少し気持ち悪いかも……」


恭子は、いかにも気持ち悪いものを思い出すかのような表情をしている。


「そこまで気持ち悪いかな……」

「ほら、こっちに来て自分の姿をもっと良く見てみてよ」


そう言うと恭子は、誠を立ちあがらせて姿見鏡の前に連れてきた。


「マコトちゃん、今の姿、とっても綺麗よ。マコトちゃんもそう思うでしょ?」

「……うん。すごく綺麗だと思う。
自分でもこんなに綺麗になると思わなかったからすごくびっくりしちゃったよ」

「そうよね……この姿と今までの自分の姿、見比べてみてどっちが良いと思う?」


誠はそう言われて少し戸惑った顔をしている。


「どっちかって言うと、今の姿の方が良いと思うけど……
でもそんなこと恭子さんに言うのは恥ずかしいな……」


心の声が漏れ出し、恭子は思わす吹いてしまった。


「ふふ……ここは夢の中よ、マコトちゃん。
そんなこと思わなくても良いの。私も今の方が良いと思うわ。

でもこの姿を見たら、今までの男の格好は変よね?
地味でマコトちゃんの良さを全て殺してしまっているわ」

「……そうかもしれない」

「そうよ。似合わない男装をしている女の子にしか見えないわ。
マコトちゃんはそっちの方が好みなの?」

「でも男なのにいつも女の子の格好するわけにもいかないし……」

「ううん……そうじゃなくて、マコトちゃんの好みの話をしてるの。
マコトちゃんは似合う女装と、似合わない男装どっちが好きなの?」

「……似合う方」


少し後ろめたそうな表情で答える誠。


「そう、マコトちゃんは女装をもっと好きになって良いのよ。
むしろ男装はダサいこと、似合わないと思っていいわ。

普段はそんなに女装する機会はないだろうから、
私の家に来た時くらいなら好きな服を貸してあげてもいいわよ」

「ありがとう、恭子さん。でも、そんな気軽に服借りても良いの?」

「もちろんよ。マコトちゃん本当に綺麗だから、喜んで服を貸すわ」


普通の女子だったら、自分の服を例え見知った男性であろうと着せるのは気が引けるものだが、
誠は本物の女性にしか見えないくらい女装が似合っていたため、
恭子は服を男性に貸す忌避感よりも、コーディネートを楽しむ気持ちの方が勝っていた。

いわば着せ替え人形を楽しむ女の子のような気持ちだ。


「ところでマコトちゃん、なんだか心臓の鼓動が聞こえるわよ……
もしかして女装してドキドキしちゃってるんじゃない…?」


最初にかけた催眠の効果を確かめる恭子。


「うん……なんでだろう……? 女装してるからなのかな……」


心の声を口に出すとドキドキするという催眠はたしかに効いているようだ。


「きっと自分の本当の姿に戻れて、身体と心が喜んでいるのね……
ほら、いつものようにオナニーを始めてみたらいいわ」

「うん……そうするよ……」


恭子はベッドの裏からコンドームを取りだすと誠に手渡した。



※※※



「今日は鏡を見ながらオナニーしましょうね。
せっかく綺麗にお化粧もしているんだから」

「うん……そうする……」


誠はスカートの両端を掴み、脱ごうとしていた。


「ちょっと、待って。せっかく女装しているのに脱いだらダメでしょ? 
中のパンツだけ脱いで、スカートは捲って、そのままの姿でした方がずっと気持ちいいわよ?」

恭子自身、自分の服を着せたまま誠に自慰させるのには少し抵抗があったが、
誠の男の心を洗い流すため、女の姿のまま誠に絶頂させ、女性化を進行させることにした。


「うん、わかったよ」


そう言いスカートを腰の高さまで捲りパンツを脱ぐと、
あいかわらずぷっくらとして可愛らしい男性器が姿を現した。


「……すごくよく似合うわね……」


捲ったスカートの下で控えめに佇む誠の白いペニス。
恭子は、それを見て思わず心の中に浮かんだ言葉を口に出した。


「えっ? 何が…?」


不思議そうに恭子の顔を見つめる誠。


「あ……えと……その……オチンチンよ……
マコトちゃんの今の姿に、そのオチンチンがぴったり合ってるって思ったの」


自らの性器を見つめる誠、恭子は説明を続けた。


「女の子の格好をすると、マコトちゃんの可愛らしいおちんちんも、まるで女の子のおちんちんって感じ。

女の子に本当におちんちんが生えていたら、
きっとマコトちゃんのおちんちんのように白くて可愛い姿をしてるに違いないわ」


それを聞き、誠はまた恥ずかしそうにしている。


「恥ずかしいけど…嬉しいよ。ありがとう、恭子さん」


お礼を言う誠。
誠の性器も恭子に可愛いと言われ、まるで喜んでいるかのようにピクピクしていた。



※※※



自慰の体勢を整え、誠は鏡で自分の姿を見ながら、男性器に手を添えて扱き始めた。


「ちょっと、違うわよ、マコトちゃん」


また恭子から声がかかる。


「えっ? まだ違うの?」


恭子の顔を見つめ、困惑した顔で見つめる。


「今のマコトちゃんは、女の子でしょ?
 だったら、おちんちんでオナニーするんじゃなくて、こっちでしなくちゃ!」


そう言って、誠の背後に周り、服の中に両手を入れる恭子。


「最初だけ、やり方教えてあげる。
どうやったら女の子が気持ち良くなれるのかしっかり学ぶのよ?」


恭子は、誠の服の中に入れた手を乳首のところまで持っていくと、
優しく摩り始めた。


「んっ……えっ……、これって……ぁっ…」


軽く声を上げる誠。
直美の乳首を責め慣れているだけあり、恭子の指の動きはとても繊細で、
気持ちの良いところを適度な強さで正確に責めていた。


「ほら……これが女の子の気持ち良さよ……
じわじわと触られているところから、
周囲に気持ち良さが広がっていくのがわかるでしょ?」

「はぁ……んっ……うん……そうだね……」


今まで感じたことのない快感に、背中をゾクゾクさせる誠。


「やり方教えてあげるから、自分の指でもやってみて」


そう言われ、誠は同じように乳首に自らの両手を添えていじり始めた。



※※※



「ぁっ……はぁ……ぁぁっ……気持ちいぃ……」


恭子の乳首への愛撫の教習はしばらく続いた。


「ふふふ……だんだんコツを掴んできたようね。
その触り方を忘れないようにね。マコトちゃん」

「ぁぅ……うん……わかった……
教えてくれてありがとう……恭子さん……んっ…はぁっ……」


コンドームの中なのでわからないことだが、
誠の性器の先端からは少しだけ液が漏れ出し始めていた。



「じゃあ、次の女の子の気持ち良さを教えてあげる」

「他にも……はぁ……はぁ……まだあるの……?」

「もちろんよ。でも、マコトちゃんにはない器官だから、
ちょっと別のもので代用するけどね」

「僕にない器官って何なの…?」

「もちろん、オマンコよ。マコトちゃんは男だから、味わえない気持ち良さだけど、似たような感覚を味わえる場所があるから安心してね♪」

「似たような感覚を味わえる場所があるの……?」

「これから教えてあげる。
でもちょっとここではできないから場所を移動しましょ」


そう言い、恭子はベッドの裏から何かを取りだすと、誠を引き連れ廊下へと出た。



※※※



「……この部屋は?」

「私のパパの部屋よ」

「勝手に使ってもいいの…?」

「大丈夫よ。パパは年に2回くらいしか帰ってこないし、
帰ってくるとしても必ず連絡をくれるから、十分掃除は間に合うし使ってもバレないわ」


恭子は中に入ると、誠を部屋の隅で待たせ、何やら準備を始めた。
花見の際に、公園でビニールシートを敷くように、マットを部屋の中央に敷いた。


「これ洗えるタイプのマットなのよ。
だから汚しても大丈夫。ほら、こっちにおいでマコトちゃん♪」


恭子はとても嬉しそうに誠を手招きした。
これからすることにウキウキしているよう
誠は恭子に言われるまま、マットの中心に座った。


「さすがに今回は服は脱いだ方が良いかもね。全部脱いでもらっていい?」

「うん、わかった」


誠は、着ている服を全て脱ぐと恭子に手渡した。


(……脱いでも違和感ないわね……これで髪がもっと長かったら、
本当におちんちんが生えてる胸のない女の子ってところね)


既にこの時点で、恭子は誠の裸に嫌悪感を全く持たないようになっていた。
化粧をしていることもあり、恭子の意識の中で、誠を男としてよりも女として見る感覚の方が強くなっていたのだ。


「じゃあ、今からこれをお尻の穴に塗ってね」


そう言い、恭子は先程ベッドの裏から取り出したローションを誠に見せた。


「これをお尻に…? もしかしてオマンコの代用って……」

「そう、お尻のことよ。
前にマコトちゃんみたいな可愛い男の子が、
これをお尻に塗ってアンアン言ってる動画を見たことあるわよね? 
これを使えばあの子達みたいにすっごく気持ち良くなれるわよ」


誠は以前恭子に見せられたニューハーフ同士のホモ動画を思い出した。
すると、誠の性器は硬くなっていき反り返る様になってしまった。


「あらあら、思い出しちゃったようね。
マコトちゃんのおちんちんも、嬉しくておっきしちゃってるわ」

「で、でもお尻を使うなんて……僕ホモじゃないし……
そんなことできないよ……」

「へぇ~。ホモじゃない人が男の子同士のエッチな姿を思い出して勃起したりするかしら? もっと素直になっても良いのに……まぁいいわ。
別にマコトちゃんは今からオナニーするだけなんだから気にしなくて良いの。
男の人とこれからエッチするわけじゃないんだから。ほら、手を出して」

「うん……そうだけど……」


誠が手を差し出すと、恭子はローションの液体をトロトロと手のひらに押し出した。


「じゃあ、指先も濡らして、お尻の穴を触ってみるといいわ」


恭子に言われた通り、恐る恐る誠は自分の菊穴を指先で触ってみた。


「あぁっ!」


少し高めの声を上げる誠。


「ふふっ……可愛い声出しちゃって、そんなにお尻の穴が気持ち良かったの?」

「うんっ……ひやっとして……なんだかお尻の穴がムズムズしちゃって声が出ちゃった……」

「別に良いのよ。それに今の声、すっごいマコトちゃんらしかったよ?
今の声を出した方が気分も出て気持ちいいだろうから、ずっとその声を出し続けてね」

「うん……わかった。……ひゃぁぁっ!」


再び穴をいじる誠、
優しく撫でているうちに誠の口からは少しずつ熱い吐息が出始めた。


「ぁっ……はぁ……はぁ……」

「気持ちよさそう……マコトちゃん。私もマコトちゃんが女の子の気持ち良さを 
もっと感じられるようにサポートしてあげるからね」


そう言うと恭子は、誠の乳首に両手を添えて優しく撫で始めた。


「ふぁっ! ぁぁあっ! 恭子さん……それ……ぁあ……」

「オマンコと乳首、両方の刺激で気持ちいいでしょ?」

「うん……気持ちいぃ……でも……オマンコって……?」

「今日から、マコトちゃんのお尻はオマンコなの、女の子の気持ち良さを知るんだから、マコトちゃんもオマンコって呼ばなきゃダメよ?」

「うん……オマンコ……気持ちいいよ……」



※※※



しばらくの間、誠の乳首とお尻への愛撫は続いた。
初め軽い吐息を出すだけだった誠も、徐々に深い息を吐くようになってきた。


「マコトちゃん、そろそろオマンコに指……挿れてみない?
挿れるともっと気持ちいいわよ?」

「えっ? ……挿れるの…? 大丈夫かな…?」

「自分でするなら平気よ。痛かったら自分で調整して止められるでしょ?」

「たしかに……そうだね……じゃ……じゃあ、やってみるよ」


誠は愛撫している手を止め、人差し指をゆっくりと肛肉の間に差しこんでいった。


「ぁぁあっ! んんんっ!」

「無理しないでね、入りにくかったら潤滑剤を指先にもう一度塗り込んで、
ゆっくり入れるのよ。
女の子だってオマンコに無理やり入れたら痛いんだから」


少し入れては抜いてローションを塗り、それを何度も繰り返すうち、
徐々に誠の肛肉はほぐれていき、自らの指の侵入を許していった。


「はぁ……はぁ……全部…入ったよ。恭子さん」

「よくできました♪ じゃあちょっとそのまま動かさないで、
目を閉じて可愛い男の子同士がエッチしていた姿を思い出しててね」


目を閉じ、以前の映像を思い出す誠。
その間にも恭子の乳首への愛撫は続く。

それから数分経過したところで、恭子が口を開いた。


「どう? 今、男の子達は何をしてるのかな?」

「……今、お尻におちんちんを挿れようとしているところ……」

「へぇ……今マコトちゃんのオマンコの中に入っているのは何かな?」

「……指…」

「ううん……違うわよ」

「えっ? だって今、指を…」


誠は、恭子に当たり前のことを否定されて、困惑している様子だ。


「今、マコトちゃんのオマンコの中に入っているのは、可愛い男の子のおちんちんなの」

「えっ?」

「ふふ……そう想像してみて?
おちんちんがお尻の中に入っていると想像して……」

「……うぅっ……ぁぁ……」


今まで頭の中でイメージしていた責められている方の男の子の姿が自分の姿に重なった。


「ほーら、ゆっくり指を動かして……目は閉じたままで……
可愛い男の子がマコトちゃんのオマンコにゆっくりおちんちんの出し入れを始めたわよ…?」


誠の呼吸がさらに激しくなる。
肛門に差しこんでいる指も恭子に操られるかのように動き始め、次第に誠の腰も揺れ動き始めた。


「もうマコトちゃんは、
男の子のおちんちんを自分のオマンコに出し入れされる妄想を止めることができない……
挿れられるとすごく気持ちいい……オマンコがキュンキュンして、おちんちんを求めちゃう……」

「ぁっ……ぁっ……こんなのって……こんなのって……」


触れてもいないのに誠の性器はみるみる硬さを増していった。


「今から、マコトちゃんは私の言葉を繰り返します……
繰り返すとどんどん心が女の子になっていって、すごく気持ちがいい……始めるわよ?」


恭子は、乳首への愛撫を続けながら、誠の耳元に顔を近づけ囁く。


『おまんこ気持ちいい』

「……おまんこ……気持ちいい……はぁ……はぁ……」


『おちんちん挿れられて気持ちいい』

「……おちんちん……いれられてぇ…んんっ……きもちいぃ……」


誠は、恭子の言葉を何度も繰り返した。

初めは男性に挿れられる暗示に抵抗を示していた誠だったが、恭子の暗示の効果により、徐々に快感に身を委ねるようになってきた。

そうこういくうちに誠の指の動きは激しさを増し、
恭子に撫でられている乳首と野放しになっている性器はこれまでにないほど硬く勃起していった。


『もっと奥までズンズン突いて』

「もっと……奥までズンズン、んんんんっっっ……つ……突いてぇ!」


『マコトを女の子にして』

「マ、マコトを……女の子にしてぇ……! ぁんっ!」


誠の声は裏返り、話し方も女の子らしいものへと変っていった。
そしてそれらの変化がより誠の心を女性化へと誘っていく。
勃起した誠のペニスからは、先走り液が止め処なく溢れだしていた。


(……そろそろイキそうな感じね……)


何度も見てきた誠の絶頂時の様子。
恭子は誠が射精するタイミングが感覚的に分かるようになっていた。


『ああ、イキそう。オマンコ気持ち良くって、
あたし、もうダメ、女の子になっちゃう』

「ぁぁあっ! イキ……イキそう……
オマンコ……気持ち……よくって、あたし……あたし、もうダメぇ! 
女の子になっちゃうぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!」


次の瞬間、誠は指を一気に奥に差しこみ、大きく痙攣した。
そして一切触れていない誠の小さなペニスからは、勢いよく熱いミルクが飛びだした。


「ぁぁぁぁぁああああ!!」


あまりの気持ち良さに誠はそのまま気絶してしまった。



※※※



「マコトちゃん、マコトちゃん!」


何度も呼びかける恭子、しかし誠から返事はない。
慌てて誠の心臓に耳をやる。先程の行為により興奮していたこともあり、誠の心臓は激しく動いていた。


(良かった……普通に動いているわ。
てっきり持病か何かがあって発症したのかと思っちゃった……)

「普通に息もあるようだし、ただ気絶しただけのようね……」


しばらく誠の姿を眺める恭子。


「……」


(えっ? 気絶ですって!!?)



ハッとする恭子。
以前、直美が気絶した時のことを思い出したようだ。

途端に恭子は悪魔のような笑みを浮かべる。


(ふふ……ふふふふ……誠くん……いえ、マコトちゃん……
あなたを可愛い可愛い女の子にしてあげるからね……
誰よりも弱弱しくて可憐な、思わず守ってあげたくなっちゃうような、か弱い女の子にしてあげる……)


気絶して横たわる誠に、ゆっくりとゆっくりと…
邪悪な思いを抱える悪魔が近づいていった……
[ 2017/10/22 00:00 ] 一章【黒百合】 | TB(-) | CM(0)
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