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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

Part.101 【 優しい嘘◇◆ 】


時は少し遡(さかのぼ)り、

忍と誠が交わり始めた直後の様子。


真里と萌は、すぐには事を始めず、

男子二人の行為を見つめていた。



ゴク……


「ふー……いいね……」


「うん……いい……」



生唾を飲み込む腐女子二人。

彼女達は恥ずかしそうにする忍と誠を見て、

カルテトのワンシーンを思い出していた。



「はぁ……尊い……」



胸の前で祈るように手を組み真里が言う。

彼女はある種の信仰心を伴った目で、二人を見ていた。


そんな真里の隣で萌も言った。



「私、あの二人が付き合うんだったら許せるな……」



できることなら、この様子をずっと見守っていたい。

誠にだったら忍をあげても良い。萌はそんな気分だった。


しかしのんびりと鑑賞している場合でもなかった。

萌はこれから真里を誠の元へと導かなければならないのだ。


真里の太ももに手を添え、振り向かせる。

そして、じっと真里の目を見つめた。



「じゃあ……こっちも始めるよ?」


「うん、恥ずかしいけど……お願いね」


「任せて、真里が一番いい状態で誠さんのところに送ってあげるから♡」



これは真里と誠の初挿入を、

気持ち良く迎えるための儀式だ。


本来であれば、邪(よこしま)な心など、

持ち合わせてはいけないのだろう。


心を無にして、真里の身体を愛撫する。


本来であれば、そのように接する必要があるのだが、

萌にそのつもりは全くなかった。


これは彼女にとって真里とできる最後のセックスである。


終わってしまえば、

二度と触れあうことはできなくなってしまう。


そうであれば、これを最後の思い出としよう。


これを機に彼女への想いを捨てて、

忍の元へともどるのだ。


そうして萌は、たしかな欲を抱いて、

想いの人の胸元へと手を伸ばした。



「んっ……♡」



指先が胸に触れ、真里は軽く声を上げた。


萌は手のひらで優しく乳房を包み込み、

そのすべすべの肌を滑らすように愛撫を始めた。


身体の構造上、男より女の方が筋肉量が少なく、

それに伴い、生み出される熱量も少ない。


ひんやりとした女性の手の感触により、

真里は、同性同士でしているという感覚を強く抱いた。



(はぁはぁ……♡ 誠くんが横にいるのに、

萌としちゃってる……何この感覚……♡)



いけない事をしているという思いが、

真里の興奮を高める。


寝取られる誠に興奮したこともあったが、自分が同性に寝取られるというシチュエーションも興奮するものだなぁと、この時の真里は感じていた。



「ふぅううん…………!♡」



萌の舌先が、白い球体のピンクの頂(いただき)に触れる。


ちゅ……れろぉ……れろぉ……ちゅっちゅっ……♡


真里は背中を弓なりにしならせ、

萌の乳輪舐めに耐えている。


萌は緩急をつけ舌を動かし、

時には唇をすぼめ、軽く吸引した。


同時に空いている手を真里の太ももに這わせ、

指先でフェザータッチを加えていく。


別々の箇所を同時に攻めることによって、

集中力を分散させ、快感をより深く浸透させるつもりだ。


乳輪を攻めていた舌が真里の首筋に移動し、

太ももを撫でていた手が、もう一方の乳房を包み込み愛撫する。


そのようにして萌は、

丁寧に丁寧に真里の身体を愛撫していった。


こうした一連の動きは、

まさに萌の真里への想いを象徴するものであった。


小早川に捕まれば、

この先ずっと真里と一緒にいられるかもしれない。


しかしそれでは、忍と誠が性奴隷として扱われ、

自身も一生支配される結果となってしまう。


船で本島に逃げられれば、

小早川に打ち勝てるかもしれない。


しかしそれは、

真里との関係の完全なる終わりを意味していた。


そうしたジレンマはあった。


忍や誠には大変失礼だが、

このまま捕まってしまっても良いとも思えた。


だがはたして、それで真里は幸せだろうか?


真里が本当に愛しているのは誠だ。

自分では、その役目は果たせない。


真里に幸せになって欲しい。

たとえ彼女と一生交われなくなってしまっても。


だからせめて最後に、

思う存分彼女を愛させて欲しい。


そんな萌の想いが、

この一連の動きに含まれていたのである。



「あぁ……萌……気持ちいぃよ……♡♡」


「ふふふ……まだまだだよ? もっと気持ち良くしてあげるからね♡」



あまりの気持ち良さに真里の顔が弛緩している。


トロンとした目をして、

まるで天国にいるかのような表情だ。


萌はそんな彼女に気を良くすると愛撫を続けた。


首筋を舐めるのを止め、

うなじ、耳元の部分に舌を這わせ、

真里の身体を抱きしめ、両手で背中にフェザータッチを加えていく。



「んんっ!♡♡ だめぇ!♡」



背中に与えられるあまりに柔らかすぎる愛撫に、

真里はつい声をあげてしまう。


萌は耳元に添えた唇で熱い息を込めながら誘惑した。



「ダメじゃないでしょ……?♡

こういう時はイイって言うの♡ ふぅー♡」



耳元で怪しく囁かれる声色に、

真里は心までも愛撫されている気持ちになった。


ゾクゾクとした快感が背中を走る。



「あぁぁ……いぃの……♡ 萌……すごくいぃの……♡」



じゅわ……♡


すっかり潤った真里の蜜壺からは、女同士の性愛によって生み出された愛液が零れ、シーツを濡らし始めていた。



「あっ、ダメだよ~真里? こんなに濡らしちゃって♡ これ以上汚さないように綺麗にしてあげる♡」



萌はニッコリと微笑み姿勢を崩すと、

真里の毛の生えていないツルツルのおまんこに顔を埋めた。



(はぁはぁ……真里のここ……ピチピチしてて厭らしい……)



催眠が解けている萌が、

初めて目にする真里の花弁。


今から萌は自らの意志でここに口づけするのだ。


女性の肉襞(にくひだ)にキスするなど、

ノンケの萌にとって、考えるも悍(おぞ)ましい行為であった。かつては全身に鳥肌が立ち、心の底から拒否反応を示していた行為――――今はそうした嫌悪感は一切感じられなかった。


萌は変わってしまった自身の心を認識しつつ、

真里の割れ目に口付けをする。



ヂュルルルルルル……チュッチュッ……ゴクンッ……

レロレロレロレロレロ……チュウウウウウウウウ


「あっ! あっ!  萌っ!♡

気持ちいぃぃぃぃぃっ!!♡ おかしくなっちゃう!♡♡」



萌のクンニに翻弄される真里。


シーツをぎゅっと握りしめ、

大事な部分を嘗め回される快感に耐えている。


萌は唇でビラビラを挟み滑らせたり、

陰核を舌先でくすぐった。


そうしてまた一歩、真里は絶頂へと導かれていく。


長く同性愛者として過ごしてきていた恭子、直美と比べて、萌の同性への性技は拙いものであった。


だが真里との身体の相性だけで言えば、

この世の誰よりも秀でていると言えた。


真里をどうすれば気持ち良くさせられるのか?


そのようなことをいちいち考えるのは無粋である。


彼女は本能の赴くままに動くだけで、

真里を気持ちよくさせることができるのだ。


萌は、身体を起こすと真里の足と自らの足を交差させ、腰を降ろしていった。


彼女が最後に望むのは、女性器同士のキスだ。

柔らかい萌の陰毛が、真里のビラビラのヒダに触れる。



「「んんっ!♡♡」」



二人同時に声を上げる。


触れ合った箇所から感じられる悦楽の神秘。


萌はこの瞬間、この感覚を、

しっかりと記憶に思い留めようとしていた。



(真里……あなたと触れ合えて、すごく幸せだったよ。

これが最後になるけど、私、この事を一生忘れないからね……)



腰を振り、摩擦を強めていく。

真里も萌に合わせ、腰を振っている。


お互いに気持ちいいところをピンポイントで。


愛液が混ざり合い、敏感なそこに、

より相手の存在を深く知らしめていく。



「あぁっ!! 気持ちいぃっ! 気持ちいいよっ! 萌!」



真里の頭が萌で満たされていく。


すでに真里は、誠のペニクリのことなど忘れ、

この行為に没頭していた。


だが萌は……。



「はい、ここで終わり~」


「ふぇっ!?  あっ♡  ふぅんっ!♡

な、なんでっ! 今……んんん……♡

もう少しでイケそうだったのに……」



絶頂寸前で止められて、真里は不満そうだ。

そんな真里の頭を優しく撫でて萌は言う。



「真里、あなたは誠さんとエッチするんでしょ?

私なんかでイッたらダメじゃない。

もう十分おちんちんを受け入れる準備はできたんだから、誠さんのベッドに移動するよ」



儀式は終わった。あとは誠に真里を託すだけだ。


挿入が成功すれば、真里は心置きなく逃亡に専念できるようになるだろう。



「あっ……そっか。そうだった……」



真里は、思い出したように言うと、

未だに快感に震える身で、重そうに起き上がった。


すでに誠と忍は挿入を終え、二人が来るのを待っていた。小さいながらもしっかりと勃ち上がる誠のペニクリ。


萌はそんな誠を羨ましいと思いながら、真里を彼の前に座らせるのであった。



※※※



(はぁはぁ……♡ 誠くん、こんなに大きくして……)



小さな誠のペニクリと対面して、真里は感動していた。


先ほどまで2cmほどだった誠のペニクリは、

忍の剛直に貫かれて、3cmくらいの大きさに成長していた。


その成長具合は約1.5倍。

20cmの肉竿が30cmまで伸びたら、凄まじい成長だろう。誠のペニクリの進化は、それほどすごいものだった。


さらに真里は、誠が忍に貫かれているという状況にも興奮していた。



「誠くん♡ 忍くんのおちんちんどうです?

気持ちいいですか?♡」


「ぁ…………はぁ…………♡

うん……気持ち…………いいよ……♡」


(うひひひひ!!♡♡ 最っ高……はぁ……♡♡)



誠の前立腺は、忍の亀頭とキスしている状態だ。

誠は熱い吐息を漏らしながらも、艶かしい表情で答えていた。その表情が真里の腐女子としての心をくすぐる。



「ねぇ真里、この大きさだと根元までいれないと実感ないだろうから、寝てる誠さんに乗っかってするのはどうかな?」



萌は誠の粗チンを考慮して、騎乗位を提案した。


たしかに根元まで突っ込むにはその方法しかない。


さらに加えて言うなら、正常位でするには、誠を支えて真里に挿入しなければならず、忍への負担が大きかった。

なおかつ、誠がどれくらいで射精できるかわからなかっため、長期戦に備える意味でも有効だと考えられた。


それを聞き、真里は同意する。



「うん、その方が誠くんも楽だろうし、そうしよっか。忍くん、そのまま寝てもらって良いですか?」


「あぁ、俺は問題ないよ」


「忍、これ使いなよ」



萌が元のベッドに置いてあった枕を手渡す。

忍は枕と掛け布団で山を作ると、背中を預けた。


誠は寝ている忍の身体の上で、仰向けになっている。



「さぁ真里、お待ちかねの時間だよ?」



真里は誠の上に跨がると、ゆっくりと腰を降ろしていった。


徐々に距離を縮める真里と誠の性器。


アナルに差し込まれた忍の巨根のおかげで、

誠のペニクリはピクピクと上を向いていた。


真里の割れ目も萌から受けたレズ愛撫によって、

これまでにないほど潤っている。


まさにどちらもベストコンディションと言える状態だった。


萌の誘導で、正確に位置を合わせ

――――ついに、二人は結合する。



「…………」


「…………」



しばし静寂の時が流れた。


萌と忍は、真里と誠の歴史的瞬間を邪魔しないよう静かにしていた。


真里と誠が何も言わないのは、

きっとこの初めての瞬間をじっくりと噛み締めているからだろう……二人はそう考えていた。


そうして少し経ち、真里が沈黙を破る。



「萌……ちゃんと入ってる?

もしかしたらズレているかもしれないから、ちょっと見て」


「えっ⁉ そ、そう……? わかった」



萌は真里の横に移動して、

二人の結合部を確認しようとした。

密着していて、よく見えない。



「ごめん、真里、ちょっと腰を浮かしてもらっていいかな?」



真里は両手を誠の胸に置くと、軽く腰を浮かした。

真里の膣付近から、誠のペニクリが姿を現す。



「うーむ……」



ペニクリはちゃんと勃起していたが、

膣には入っていないように見えた。


ズレてしまったのかもしれない。



「微妙に入ってないかな」


「萌、ちょっと見ててもらっていい? もう一度入れるから」


「……わかった」



横からだと少し見えにくいので、萌は真里の背後に戻って、彼女のお尻の下から結合部を覗くことにした。



「じゃあゆっくり腰を下ろしてーそのままー」



萌の掛け声で、真里は腰を下ろす。


密着する真里と誠の性器。


だが誠のペニクリは、真里の膣に触れると、

溝に沿って倒れてしまった。



(はぁっ!?)



結合が失敗して、困惑する萌。


誠のペニクリはちゃんと勃起している。

位置も問題なかった。


なぜ入らなかったのだろう?


萌は真相を究明するため、誠の性器を調べてみることにした。



「ごめん、真里。ちょっと誠さんのおちんちん触らせてもらうね」


「え……う、うん」



真里に許可を貰い、誠のペニスに触れてみる。


見た目こそ勃起していたが、

実際のそれはとても柔らかかった。


だがこれでもまだギリギリどうにかなるのでは?


そう思った萌は、次に真里の割れ目に触ってみることにした。レズ行為とホモ鑑賞の重ね掛けによるものか。そこはパンパンに腫れて硬くなっていた。


これでは入るわけがない……。


真里の膣が硬すぎて、

誠のよわよわチンポでは突破できないのだ。


もう少し硬くなってくれれば良いのだが、

おそらくこれが限界である。今以上に彼の勃起力を高める方法は、考え付かなかった。



(どうしよう……? このままじゃ挿れられない……)



萌は迷った。

この事実を打ち明けるべきかどうか?


指で真里の膣を無理やり開かせれば、

ペニスを挿れることはできるかもしれない。

だがそれでは真里の初めてを、自分が奪ってしまうことになる。


たとえその方法が取れたとしても、

誠の陰茎では膣圧に負けて、追い出されてしまうだろう。


現状、萌が手伝って出し入れすることは不可能だった。


しかしそれを二人に言ったところで、

がっかりさせてしまうだけだ。


そこで萌は考えた。



〖入ったことにすれば良い〗のではないかと……。



幸いなことに、忍の位置からでは、誠の身体が邪魔をして、入っているかどうかを確認できない。


真里と誠も挿入の経験がなく、

入ったと言えば、入っていると思い込むだろう。


あまりよろしくないことだが、

今日中に結果を出すなら、そうするしかない。


現状もっとも大事なのは、二人が達成感を得ることだ。


今、嘘を付いても、いずれ日常に戻れば、

その時、事実を伝えれば良いのだ。


そう考え、萌は嘘を付くことにした。



「ちょ、ちょっと位置調整するね。

一度、腰あげてーーはい、下ろして良いよ。

ゆっくりね……そそ……そそそ、

はい、入ったー。入ったよー真里」


「……ホント?」


「ホント、ホント」



パッと真里の顔を見る。

彼女は目を閉じて難しい顔をしていた。


おそらく全神経を集中し、

誠のペニクリの感触を探しているのだろう。


しかし真里は、どうしてもそれが分からない様子であった。入っていないのだから当然である。


慌てた萌は、誠に話を振ることにした。



「ほ、ほら誠さん……どうですか?

真里の中に入ってるの分かりますよね?」


「う、うん……はっきりとは分からないけど……

言われてみれば、温かくて、入ってる感じはするかな」



自信なさ気に、誠は答える。


それまで外気に触れていた誠のペニクリは、

真里の膣に圧し潰されていた。


それで入っていると勘違いしたのだろう。


誠がそう答えたため、真里も納得することにした。



「入ってるんですね。そうなんだ……」



想像していたのとだいぶ違う。


口には出さなかったが、

真里の顔は、そう言っているように見えた。


萌は誤魔化すために、忍に指示を出した。



「忍。腰を動かして!

誠さんのちんちんが動けば、真里も分かるかも!」



忍がグラインドを開始する。

彼は誠が落ちてしまわぬよう、

両腕でしっかりと抱きしめながら腰を振った。



「んんっ! あっ、あっ、ん、んんー♡」



身体が振動することにより、

ペニクリが真里の大陰唇に何度もぶつかる。



(もしかして、このちょっと当たっている出っ張りがそうなのかな……)



そこで真里は、ようやく誠のペニクリが触れてることに気付く。肉棒を入れた経験がないため、勝手はわからなかったが、その僅かな突起を意識して自らも腰を動かすことにした。



「どう……真里? おちんちん分かった?」


「うん。誠くんのおちんちん、きもちいいよーー」



口ではそう言いつつも、あまり感じていないようだ。

そこで誠が感慨深く言う。



「真里さん……私たちやっと繋がることができたんだね……」



これまでの苦労が報われたと思っているのか、

彼は真里と繋がれた喜びで、涙を浮かべていた。


そんな誠の反応を見て、真里は慌てて答える。



「そ……そうですねっ! 

私も誠くんのおちんちん入れられて嬉しいですっ!」


(あぁぁぁ……わからない……わからないよぉー。

本当に入ってるの? 小さすぎて、全然わからないぃぃぃっ……)



せっかくの貴重な体験を共有することができず、

真里は泣きそうになっていた。



(あっ……このままいくとまずい……)



そんな真里の危機にいち早く気付いたのが萌であった。

彼女は真里の背中に張り付くと、耳元で小さく声をかけた。



「落ち着いて真里。もともと小さいんだから、わからなくてもしょうがないよ。入ってるのは事実だから、安心して、ね?」


「うぅっ……ひっぐ……で、でも……」


「うん……うんっ、わかった。わかったから……。

私がなんとかするからっ……! だから泣かないでっ……」



真里の言いたいこと。

それはあまり気持ちが良くないというものであった。


もう少し誠のちんちんが大きければ、

接触部から〖精神的な快感〗を得ることができたのだろうが、今回はあまりにもその接触面積が少なすぎた。


真里のその類い稀なき想像力を持ってしても、

知覚できないものから物語を広げることはできない。


とはいえ、誠は先に盛り上がってしまっている。

真里はこの大事な局面で、なんだか置いてけぼりくらったような気持ちになってしまっていた。


そこで萌は考えた。


この状況を挽回するためには、

真里と誠を同時に絶頂させるしかない。


萌は真里の背中から手を伸ばすと、

左手を真里の突起に、右手を真里の胸に添えた。



「ぁ……♡」



まだ触れられてもいないのに、

真里は期待から声を出してしまう。


萌は当初の予定どおり、

最後までサポートを続けることにした。



「忍、誠さんのおっぱいを揉んであげて、

せっかくだから二人一緒にイカせてあげようよ?♡」



萌に命じられ、忍は誠のおっぱいを揉み始める。


胸への愛撫が加わり、

誠の興奮状態はさらに激しさを増していく。



「忍くん……はぁはぁはぁ♡ あうぅん……♡」


「んんっ!♡  萌、ぁっ♡ んんっ…!♡♡」



真里の官能も高まっていく。

萌は、真ん中の三本の指を使い、

琴を弾くように真里のクリトリスに触れていた。


同時に胸への愛撫も忘れない。

右手で真里の乳房を包み込み、中指と薬指で乳首を挟む。

それ以外の部分でリズミカルに揉みながらも、

真里の乳首を中指と薬指の間で扱(しご)き上げた。



「ふっふーん!♡  はぁはぁ♡  はぁはぁ!♡」



萌は真里が十分出来上がったのを確認すると、

再び耳元で囁いた。



「必ず一緒にイカせてあげるから、何も気にせず気持ちよくなってね」



そうして首筋にキスをする。



(萌……ここまで気を遣ってくれて……

ありがとう……大好きだよ……)



真里は親友の気遣いに感謝し、

言われるまま愛撫に身を任せた。


すっかり勃起した真里の乳首。


揉んでいない方の乳房もパンパンに張り、

その真ん中の突起も同様に隆起していた。


真里のクリトリスは包皮の外に飛び出し、

萌の指に挟まれ、実に嬉しそうにしている。


外陰部は充血し、徐々に赤みを帯び始め、

真里の子宮はキュンキュン♡と鳴り続けていた。


忍の腰の振動が、より効果的に二人の性器に快感を与える。



「あっはぁんっ! 誠くん、お願いっ!

私たちの赤ちゃんの素を……私の中に入れてっ!!」


「うんっ!……うんっ! 私も……入れたいっ……!」



いつもは男を喜ばせるために存在するオカマじゃくし達が、ペニクリの先にある女性器を目指して泳いでいく。


それにより誠のペニクリが射精寸前の動きを見せ始めた。もう一段階、膨張するペニクリ。


誠のペニクリが膨張したことにより、

真里との接触面積が増加する。



(あぁっ! 伝わってくる……誠くんのおちんちんの鼓動が……!聞こえてくる……私たちの赤ちゃんの息吹きが……!)



「真里さん、いくよっ! イクよっ!!」


「うんっ!  いっしょにっ……いっしょにイコ……!

誠くんっ!♡ 誠くんっ!♡

大好きぃぃぃぃぃっ!!!!♡♡」



「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」



ピュッ……♡



大きな叫びの後に、少量の射精液が真里の〖膣外〗に発射された。
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