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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

Part.100 【 大義名分◆ 】

忍のぺニスを使って、

誠のペニクリを勃起させ、真里に挿入する。


そんな真里発案の【初体験を済ませよう作戦】によって、場は異様な雰囲気に包まれていた。


寝室と脱衣場に別れて、それぞれ話し合う四人。


女子二人の間では成立した話だったが、

男子二人は納得していなかった。


当然、真里はそのことについて誠に謝罪した。



「勝手に話を進めてしまってごめんなさい。

相談してからだと、断られた時に誠くんまで悪くなってしまうので、できませんでした。

萌には許可貰えましたが、誠くんが嫌なら今からでもキャンセルします……」



本来であれば、先に断っておくべき話である。

しかし真里も言った通り、

賛同すれば、誠もお願いする立場となってしまう。


断られる可能性もあったため、

真里は誠が顰蹙(ひんしゅく)を買わないよう、独断で実行していたというわけだ。


真里の話を聞き、誠は悩んでいた。



(どうしよう……真里さんの案に乗るべきなのかな……)



忍とするのは嫌ではなかったが、

基本的に真里以外の人とエッチしたくなかった。


しかし自分が真里に挿れられないのも事実だ。


オモチャを使えば勃起できるかもしれないが、

実際、挿れるとなると、それでも萎えてしまう気がした。


真里に挿入するためには、

膣に挿れても萎えないだけの勃起力が必要だ。


そうなると、やはり忍に頼るのがベストだろう。


それにこれまでの経緯を考えると、

真里の気持ちは十分理解できた。


今しかチャンスがないと言われれば、その通りだった。


誠は単独で挿入できない自分を情けないと思いつつも、真里の提案に乗ることにした。




「良いよ……真里さんの気持ちはわかったし、たしかに僕だけの力じゃ、挿れるのは無理だしね……」


「ホントですか……!」



真里は希望が叶い、涙ぐんでいる。


これでやっと誠と繋がれる。

そんな気持ちが痛いほど伝わってきた。


誠はそんな彼女を見て、

自分がいかに愛されているかを実感した。



「でも僕が良くても、忍くんが嫌そうにしてたよ?」


「たしかに……でもそこは萌に任せます。朗報を待ちましょう」



真里と誠が初体験を済ませられるかどうかは、

忍にかかっている。


二人は萌の報告を待つことにした。




※※※




一方、萌と忍は脱衣場で話をしていた。

忍は、萌が真里の要請を勝手に受けたことに不満な様子だ。



「だから俺はホモじゃないから無理だって」


「ホモじゃないのに、誠さんに勃起するの?

女で勃たないくせに何言ってるの?」


「それは催眠の後遺症であって俺はホモじゃない」


「ふ~ん、あっそ。じゃあ百歩譲って君がホモじゃないとしよう」


「うむ」


「ノンケの私に女とセックスさせたのは、どこのどなたでしょう?」


「うっ……」


「嫌がる私を無理やり女にレイプさせて、猿みたいにセンズリかましてたのは、どこのどなたでしょうか?」


「それは違うだろ? 萌が良いって言うから……それにセンズリなんてしてない」


「しっかり覚えているみたいで良かった。

で? 私にさせて、あなたがしない道理なんてあるの?」


「くっ……ない」


「じゃあ、いいよね?」


「あぁ……わかった」



話がまとまり、二人の元へ向かおうとする忍を、

萌は一旦引き止める。



「待って、一つだけ約束して」


「んっ?」


「誠さんに対して、今みたいに嫌がるそぶりを見せないで。

誠さんはたしかに男の人かもしれないけど、

女の子の心を持ってるの。

それを嫌々したら、彼女傷ついちゃう。

忍は催眠で誠さんのことを彼女だと思っていたことがあるんだよね? 今だけ、その時の気持ちを思い出してあげて」


「……もちろん、分かってるよ。

俺が嫌がって見せたのは、お前に操を立てているつもりだったんだよ」


「ふっ……そういうことか。

操を立ててるつもりとは知らなかったよ」


「俺が愛しているのは萌だけだ。

たとえどんなに変わってしまっても、それだけは変わらない。いつだってお前の元に戻ってみせるさ」


「うん私も……愛してるよ。忍」



そうして誠の元へ向かう忍の背中を、萌は見つめていた。彼女の心に、モヤモヤとした罪悪感が芽生える。



(忍……ごめんね)



ふと心の中で呟いた言葉。

それが何に対する謝罪なのか、萌は十分理解していた。



※※※



10分後、ベッドの上には、

全裸で向かい合わせになる忍と誠の姿があった。


忍は股間の一物を存分に反りたたせている。


真里は、そんな忍の巨根をドキドキしながら見つめていた。



「萌……忍くんって改めて見るとすごいデカいよね……」


「うん、前測ったことあるけど、

根元から先端までで大体20cmくらいあるかなー?」


「えぇっ!? そんなに!?」



成人男性のペニスの平均サイズは勃起時で14cmほどと言われている。あの鮫島でさえ、その長さは19cmほどである。

忍のペニスはそれよりさらに1cm長い。


あまりに凶悪なサイズに、真里は今さら不安になった。



「あんな大きいの本当に入るの? 痛くなかった?」


「うーん、そうだね。初めの頃は痛かったよ。

でも慣れてしまえば問題ないよ。膣の形も変わるしさ」



世の中には手を丸ごと入れても平気な女性もいるという。

いわゆるフィストファックと呼ばれるものだ。

萌がそれらを例に出したところ、真里も納得したようだった。



(しかし忍くんと比べると……

本当に誠くんのおちんちん、クリトリスみたい……)



彼氏のペニスを見つめる。

心なしか、最後に見た時より、

さらに小さくなっているように感じられた。


誠のペニスの長さはおおよそ2cmほど。

忍のと比べると10分の1ほどしかない。


太さも尿管が本当に通っているのかと、

疑問に思えるようなサイズである。


さらに透き通るような薄ピンク色をしており、

見るからに柔らかそうな形と、

自信なさげなオドオドとした雰囲気は、

男失格の烙印を押されたペニクリそのものであった。



そんなペニクリを、萌は不安そうに見つめていた。



(あんなんで本当に入るのかな……)



いくら真里が挿れたいと言っても、

摘まめば簡単に折れてしまいそうなペニクリでは、

突っ込むことなどできないのではないだろうか?


そう思い萌は、一言添えることにした。



「真里、ちょっといい……?」


「んっ?」


「真里には悪いんだけどさ……

あの大きさじゃ……難しいんじゃない?

挿れたことないって話だったけど、今までどうしてたの?」


「私が誠くんのお尻にペニバン入れてた」


「真里はどういう風にしてもらってた?」


「私はしてもらってない……」


「はぁ?」



基本的に二人のセックスは真里が攻めるのみ。

誠も攻めたかったのだが、真里が拒否をしてできなかったのだ。


理由は小早川の催眠にある。


真里は、誠とHするよりも、

誠が男とする姿を見ていたいと暗示を受けていた。

そのため自分が竿役として、

誠を犯すことにしか興味を持てなかったのだ。



「そういう理由か……」



真里の説明に、萌は同情する。

忍と萌はある程度関係が進展してから拉致されたから良かったものの、誠と真里は付き合った直後に拉致されている。


本来であれば、膣内射精すら経験しているはずの二人であったが、小早川によって阻止されていたのだ。



(そうなると余計厳しいな……)



萌の気にしているのは、誠の経験不足である。

話を聞く限り、誠は女性の触り方を知らない。


たとえ挿入できたとしても、

真里をイカせることはできないだろう。


それどころか気持ち良くさせることすら、できないかもしれない。


せっかくの初体験が、無味乾燥なものでは真里が可愛そうだ。萌はどうするか考えることにした。



(誠さんでは真里を気持ち良くできない……

忍に挿入されてたら、なおさら無理かも……)



今回、誠には高度なセックススキルが要求される。


誠はペニスの快感に耐えながら、

真里を気持ち良くさせなければならないのだ。


しかしこれまでずっと、受け身のセックスばかりしてきた彼のことを考えると、それは不可能なように思えた。



(誠さんが無理なら、私がするしかないんだけど……)



昨夜、真里にレズ行為を控えるよう言ったばかりで、言い出しにくかった。


それに誠だって、目の前で彼女が他の女に気持ち良くさせられていたら気分が悪いはずだ。



(でも他に方法はないし……)



正直、一度だけだったらという気持ちはあった。


大変不誠実なものの考え方ではあるが、今回は真里が気持ちよく初体験を済ませられるようにするという大義名分も持ち合わせている。


試しに提案して、ダメだったら諦めることにしよう。


真里と誠が望まないのに、無理強いすることはできない。どのような初体験を迎えたいかは、二人が決めることだ。


そう考え、萌はさっそく話すことにした。



「ちょっと真里いい?」


「んっ?」


「これからすることなんだけどさ」


「うん」


「誠さん、忍のちんちん挿れられたら、うまく動けなくなっちゃうんじゃない?」


「むふふ♡そうかもぉ♡

誠くんと忍くんのホモ見ながら、初体験迎えられるなんて最高♡ぐふふ……ぐひょひょひょひょ……♡」



こちらが真面目に考えてあげてるというのに、なんとも能天気なものだ。萌はBL妄想に浸る真里にため息をついた。



「真里、わかってる?

誠さんが動けなくなるってことは、真里は誰にも身体を触って貰えないってことなんだよ?」


「あ……そっか……。

たしかに誠くんじゃ、その余裕はないかもね……。

でも私は誠くんを、いつもペニバンで突いてたし、

そのくらいなんとも……」


「真里は気持ちよくならなくて良いの?」


「っ?」


「真里……セックスってお互いが気持ち良くなるものなんだよ……ペニバンで突いて真里は気持ち良かったの?」


「うーん……気分的には……」


「肉体的にはないんだね……。

誠さんとセックスしてイッたことはあるの?」


「…………ない」



誠がホモセックスをしてるのを見て、イッたことはあった。しかし本人と身体を合わせてイッたことはない。


改めてそのことを思い出し、真里は残念そうな顔をした。



「初めて挿入するんだったらさ……真里も気持ち良くなろうよ……?私、真里にも気持ち良くなってもらいたい」


「でも、誠くんじゃできないだろうし……」


「だから私がサポートしてあげる」


「ふぇっ……? どゆこと?」


「誠さんの技量じゃ、真里のことを気持ち良くできない。真里も私とセックスして分かってるでしょ?」


「それは……」



萌とのエッチを思い出す。


誠とは違う底無しの気持ち良さ。

正直言って、誠にあそこまでの技量があるとは考えにくかった。



「ででで、でも昨日、エッチしたらレズになるから、そういうこと止めとこうって……」


「今回で最後だから大丈夫。それに誠さんだって挿入のためにホモするんだから同じことでしょ?」


「たしかにそうだけど……」


「誠さんには私から聞いとくね」


「えっ!? ちょ、ちょっと!」


「誠さん、ちょっとよろしいですか?」



神妙な面持ちで声をかける。

誠は、忍が自分との行為に嫌悪感があるのではと、

不安そうな顔をしていた。



「どうしたの? 萌さん」


「率直なお願いです。セックス中、真里を気持ち良くさせるため、真里に愛撫しても良いですか?」


「えっ……? 萌さんが真里さんを……?」


「真里から聞きました。

誠さんは真里を攻めたことが一度もないって。


経験もなしに、しかも忍のちんちんをお尻に挿れた状態で、真里を気持ち良くさせるなんて無理です。


誠さんが認めてくだされば、私が代わりにします。

お願いです。私は親友として真里にも気持ち良くなってもらいたいんです」



誠は返答に迷い、真里に尋ねた。



「真里さんはどうなの?

その……女の人同士でしても良いの?」


「私は……大丈夫です。

でも誠くんが少しでも嫌なら断るつもりです」



正直、萌としたい気持ちはあった。


彼女に触られることを考えると、

今からでもドキドキしてしまうほどだ。


しかし誠が望まなければ、するつもりはない。


今回は、あくまでも挿入がメイン。

たとえ気持ち良くなくても、精神的には満たされるはずだ。


自分が女として気持ち良さを得られるのは、

誠がきちんと勃起できるようになってからでも良い。


真里は、そのように考えていた。



(嫌は嫌だけど……)



一方、誠の本音はノーだった。

他の三人と違って、誠に寝取られ願望などない。


真里が萌に気持ち良くさせられている姿など、

あまり見たくはなかった。


しかし断りにくい状況でもあった。


今回の件は真里から言い出したこと。

萌と忍は自分達に協力してくれている立場だ。


さらに萌の目的は、この初体験で、

真里にも気持ち良くなってもらいたいというもの。


萌の言うとおり、

経験のない自分では、真里を満足させられない。


おそらく忍の一物に気を取られ、

真里には気が回らなくなってしまうだろう。


真里にも気持ち良くなってもらいたい。

できることなら自分の力で……。


だが土台無理な話だった。


誠は己の無力さを感じつつも、

その気持ちを悟られないよう返事をした。



「お願いします……私の代わりに真里さんを気持ち良くさせてください……」


「わかりました。真里が誠さんのおちんちんでイケるよう頑張りますね」



誠は、本来自分が果たすべき役割を、

女性である萌に委ねた。


彼の男としてのアイデンティティが、

また少し崩れようとしていた。



※※※



萌が服を脱ぎ、全員が全裸となった。


二つあるベッドに、

それぞれ忍と誠、萌と真里に分かれて座っている。


まず初めは、誠のチンチンを最高の状態にすべく、

忍と誠がセックスをすることとなった。



「じゃあ、初めに誠くん……いや……マコト……ちゃんでいいかな?」


「はい……忍くんの呼びやすいように呼んでください。

男同士だと思うとやりにくいでしょうから、

私のこと……女として扱ってくれて構いません」


「そっか……じゃ、じゃあマコトちゃんって呼ばせてもらうね」



これまで何度も身体を合わせてきた二人であったが、

記憶を取り戻していることもあり、たどたどしい雰囲気であった。



「それじゃあ、えっと……舐めてもらっても……いいかな?」



恥ずかしそうにお願いする。


見た目は女であるが、

実際は男にフェラチオをお願いしているのだ。


忍はこうして同性にフェラチオさせることに、

一種の背徳感を覚えていた。



「はい、それでは失礼します……」



顔を赤らめ、忍の一物に両手で触れる。

控えめに舌を出し、忍の様子を伺いながら熱い塊に這わせていく。


これまで小早川に調教されてきただけあって、

その慎ましやかな姿は、高級シーメール嬢と見紛うばかりであった。


誠の脳裏に、忍と恋人として過ごした記憶が甦る。

愛しい人……この熱い肉の塊も愛おしかった。

味も、匂いも、温かさも、全てが愛おしさの対象だった。


誠のペニクリは、

大好きなオスの性器を舐める悦びにピクピクと震えていた。



(はぁはぁ……♡ 忍くんのおちんちん、大きくてカッコいぃ……♡ 舐めてるだけなのに……なんだか……お尻もおちんちんもキュンキュンしてきちゃう……♡)



すっかり発情したメスの顔。


誠はトロンとした目付きで、

目の前にある巨根にしゃぶりついた。



ジュポジュポ……ジュルジュル……

ジュルルルルルルルルル……


「うぅっ……はぁはぁはぁ……あぁ……」



徐々に忍の顔に余裕がなくなってくる。

かつてフェラチオの仕方を教えたのは忍であったが、

今の誠はあの頃の忍の技量をとうに超えていた。


誠は小早川の一番のお気に入りニューハーフだ。


かなり念入りにしつけられたのだろう。

あのオカマがマンツーマンで、性技を教えるのは誠くらいである。


もし誠が堕とされ、ニューハーフ嬢として開花したならば、一体どれだけのノンケが犠牲になるだろうか?


その被害たるや想像だにできない。


それほどまで、

誠のフェラチオは、並みのニューハーフの技量を、

はるかに超える代物だったのである。



「も、もういいよ、マコトちゃん……。

これ以上されたら出ちゃうから、ここで終わりにしよ?」


「ちゅぱちゅぱ……はい……♡」



にっこりと笑って受け答えする。


誠特有の優しさの混じった笑顔は、

男から見ると、まさに天使そのもの。


そこに風俗嬢特有の演技や、

それに伴い発生する猜疑心(さいぎしん)など一切なかった。


一般男性が客として誠を相手したならば、確実に心を奪われ、何百、何千万と消費しても惜しくないと感じてしまうだろう。


しかしそこはさすが忍である。

これまで数々のニューハーフ嬢を生産してきただけあって、彼の自制心は強かった。


彼は誠の頭を撫でると、次なる指示を出した。



「それじゃあマコトちゃん、

こっちにお尻を向けてくれるかな?」


「はぁはぁ……♡ はい……♡」



誠はすっかり出来上がってしまっていた。

頭を撫でられメススイッチが入ってしまったのだろうか?


態度も仕草も調教時の誠に戻ってしまっていた。


誠は四つん這いになると、

そのすべすべで綺麗な色白のお尻を突き出した。


忍は萌が持ってきた小早川製薬のサンオイル(媚薬)を指に付け、誠の後ろの蕾に練り込んでいった。



「あぁっ!♡ ふぅぅぅんっっ!♡♡

はぁはぁはぁはぁ!♡ あうぅっ♡♡ あうぅぅんっ♡♡」



菊門に触れるたび、誠ははしたない声をあげる。

いたいけな穴もパクパクしていた。


本当は声など出したくないのだが、

忍に性器を弄られ、我慢できなかった。


まだ挿入の前段階にも関わらず、ペニクリの先からは透明な愛液が滴り、ベッドの間に細い線を作ってしまっていた。


忍はペニクリから愛液を搾ると、倒錯交尾の穴に塗り込んだ。それにより誠の興奮が一層高まる。



「んんんっ♡ はぁはぁはぁはぁ♡♡ あぁんっ!♡♡」



誠の愛液とサンオイルが混ざり合い、新たな媚薬を作り出す。忍の手のひらで出来上がった新薬は、誠のお尻おまんこに塗られ、一部は中に押し込まれた。


元々は女を孕ますはずであった誠の精液。


これまでの催眠によって、男としての自覚を失い、数々のホモ経験を積んで、精子を有しないオカマちゃん汁と化したそれは、皮肉にも、初めての侵入先として自らのお尻おまんこを選ぶこととなってしまった。



「じゃあ入れるよ? マコトちゃん」


「……うん♡ 来て、忍くん♡」



自然と笑顔になる。

ないはずの子宮がウズいてしまうようだった。


忍の先端が触れた時、誠のアナルは大きく開かれ、包み込むようにそれを招き入れた。


肉棒が中を進む度に、肛門管がキスをする。


すっかり男性器を受け入れることに慣れてしまった肛門は、もはや淫乱な娼婦顔負けのオカマっぷりを発揮していた。



(うぅっ……やっぱりマコトちゃんのおまんこは全然違う……)



直腸、精嚢、前立腺……。

まるでそれらは別々の意志を持っているかのように、

男性への性接待を開始する。


まだ初期の頃でも、鮫島の理性を狂わせ、忍の催眠耐性を崩したほどの名器。


それが小早川の調教により、

男を喜ばせる術を学んでしまった……。


すでに誠が意識せずとも、鍛えられたホモ倒錯器官は、男を籠絡するための術を、男性器に行使するようになっていた。



「はぁ……はぁ……はぁ……奥まで入ったよ」


「はぁはぁ……♡ うん……忍くんの……すごく気持ちいいよ……」



なおもキュウキュウ♡と巧みな締め付けをしてくる。


萌が隣にいなければ、

すぐに腰を振っていたかもしれない。


肉竿に与えられる心地好すぎる快感に耐えながら、

忍は本来の役目を果たすため、誠の股間に手を添えた。



(……大丈夫だ。ちゃんと勃ってる)



まるで赤ん坊のような手触りだが、

たしかにそれは勃起していた。


女性に性感を与えるには、

未熟なポークピッツだったが、

この大きさと硬さであれば、

ギリギリ入れることができるかもしれない。


忍は時おり誠の胸を愛撫して、

その勃起力を維持させつつも、

女性二人の準備が完了するのを待った。
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