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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

Part.A3 【 AV女優◇ 】

萌が美雪の誘いに乗ってから五分後、
三人は服を抜いで座っていた。

裸体になった美雪は、さすが一流のAV女優だけあって、
洗練された肉体美を放っていた。

括れるところと膨らむところがハッキリした身体つき。女性としての柔らかさを保ちつつも、鍛えるべき筋肉は鍛えている。

自身の身体を商品として理解し、
その価値を最大まで高めた管理の仕方をしていた。


「美雪さん……すごい綺麗……」


テレビや雑誌などで見るのとは違う、
肉眼でしか見ることのできないプロの女優の美しさ。

これほどの身体にするのに、
一体どれだけの努力をしてきたというのか?

初めて見るプロの女優の身体に、萌は感動していた。


「ありがとう、萌ちゃんだって可愛いわよ♡」

「私なんて美雪さんに比べたら全然……」

「そんな事ないわ。私はお仕事だから、こういう身体をしてるけど、萌ちゃんのように自然体が良いって人もたくさんいるのよ」

「それでも美雪さんの隣にいると、
なんだか恥ずかしいです……無駄に肉ついてるし……」

萌は脇腹を摘まんでプニプニしてみせた。

「それくらい普通よ。
私は萌ちゃんのような自然体の女の子の方が好きよ♡」

「そうですか……?」

美雪はコクンと頷くと軽くキスをした。

「ン♡」

萌は一瞬ビクリと身体を震わせる。しかし、美雪が優しく肩を撫でると、すぐに力を抜いて身を任せた。

ちゅぱ……。

軽いリップ音を鳴らし、美雪は唇を離す。

「ほらやっぱり可愛い……♡
私はあなたの魅力を認めているから、これ以上、自分を卑下しないでね」

「ハァハァ……はい♡」


(はぁ……美雪さん、かっこいいなぁ……♡)


こんなに出来る人なのに、
他人を思い遣り、謙虚に接することができる。
萌は美雪のことを羨望と尊敬の眼差しで見ようとしていた。


「萌ちゃーーん♡ ギュッ♡」

「えっ?」


萌が美雪に気を取られていると由香が抱き付いてきた。


「美雪ちゃんのことばかり見てないで、私のことも構って」

「あ、うん」


由香は美雪と違って、子どもっぽい身体つきをしていた。
胸の大きさはBカップくらいであろうか?
決して太っているわけではないが、全体的にプニプニとした肌をしている。あそこは脱毛しているのか何も生えていなかった。そのことが彼女の身体をより幼く見せていた。


「私も萌ちゃんとキスしたくなっちゃった♡
キスしてもいい?」

「うん……い、いいよ」


ここで断ったら、由香を除け者にすることになってしまう。
萌は人生で三人目(真里を入れたら四人目)となる女性とのキスを受け入れた。


「やった♡ じゃあ行くよ?」


少女の唇が自身の唇にくっつく。
小さくてあどけない。そんな印象だった。

由香は唇を離して頬っぺたにキスをして、
また離してはもう一方の頬にキスをして、
軽いバードキスを繰り返した。

甘えた目で見つめながら、
その小さな手で、萌の胸を愛撫する。

そうして過ごしていくうちに、萌は再び自分がいけないことをしているような錯覚に陥り始めた。


(やっぱりなんか……悪いことをしてるみたい……)


由香もこんなことしてるくらいだから、自分と同じくらいの年齢だと思うが、その容姿から、中学生くらいの子としている気分だった。


「ちょ……ちょっとまってね」

「ん? どうしたの?」


由香は行為を止められてキョトンとしている。


「気になったんだけど、由香ちゃんって何歳なの?」

「え、私? へへへー♡ 13歳だよ♡」

「えぇっ! 13!?」


由香の返事に、萌は愕然とする。
これでは未成年略取ではないか。


「なーんて、ウソ♡ 本当は19歳だよ」


悪戯な表情で伝える由香に、萌は安堵する。


「小早川社長が18歳未満の子を起用するわけないでしょ」


本気で驚いた萌に、美雪は笑って見せた。


「そう言う萌ちゃんは何歳なの?」

「私は20歳」

「ふーん、じゃあ由香の方が年下だね♡」


由香は自分が萌より年下と聞いて、嬉しそうにしている。

しかし、彼女は単に萌より若いからという理由で嬉しいわけではなかった。


「ねぇねぇ、萌ちゃんのこと〖お姉さま〗って呼んでいい?」

「えぇっ!?」

「由香ね、女の子に甘えるのすごい好きなの♡
萌ちゃんが嫌じゃなければ、
お姉さま呼んで、いっぱい甘えたいなぁ♡」


由香の突然の欲求に萌は困惑している。
ただでさえ中学生とエッチしてる気分なのに、ここでそんな呼び方をされたら、どれだけアブノーマルなエッチになるのか。

萌が返答に迷っていると、モニターから声がした。


「良いじゃない。何事も経験ってもんヨ。
由香ちゃんの要望を受け入れなさい。いずれあなたも同じようにお客様に奉仕するかもしれないんだから」

「は……はい」


小早川に命令されたら逆らえない。
萌は仕方なく、由香の欲求を受け入れた。


「えへへ♡ 萌お姉さまぁ♡
由香、お姉さまにいっぱい御奉仕させていただきますね♡」

由香はお姉さま呼びできるようになって、
調子づいて来たようだ。

「う……うん。お願いね」

戸惑いながらも、由香のペースに従う萌。
由香は萌のおっぱいに狙いを定めると、チロチロと舐め始めた。

「……ん♡……はぁ♡」

(気持ちいいけど、耐えられないほどではないかな。
でも、んん……なんだか赤ちゃんに舐められてる気分)


なおも由香の愛撫は続く。

彼女はその華奢な身体で、
萌のことを緩く緩く攻めていった。

そうして萌が出来上がってきたところで、
由香の唇は萌の乳首をとらえた。


「あぁ……♡」


由香が萌の乳首をちゅうちゅうと吸っている。
時おり、舌先でチロチロと舐めながら、入念に乳首を愛撫していく。

そうしていくうちに、萌は上気した優しい目付きで由香のことを見るようになった。


(これ……美雪さんと違う意味ですごいかも……
刺激は弱いんだけど、なんだかすごい変な気持ち……
由香ちゃんのことを、愛おしく思えてきちゃう)


萌の言っている愛おしいとは、恋人に向けたものではない。
彼女の言っている愛おしさは、庇護対象に向ける愛おしさであった。なんだか守ってあげたくなるような愛おしさを、萌は由香に感じ始めていたのである。


「あぁぁ……由香ちゃん」

「なぁに? お姉さま♡」

「そ、そろそろ……舐めるのおわりにしない?」


このままされたら、本当に変な性癖を植え付けられてしまう。そう感じた萌は、やめるように言った。


「じゃあ、由香にキスしてぇ♡」

「う、うん……」


キスくらいなら大丈夫。
そう感じた萌は由香に言われた通りキスをする。

こんな子供に自分からキスをするなんて……そう思いながらも、萌はこの背徳的な関係に魅了されていった。


「んーもっとぉ♡ もっと、いっぱいキスして♡」

「うん♡ 由香ちゃん……♡ ちゅ……♡ ちゅ……♡」


そこからは由香のターンであった。
由香のペースに呑まれた萌は、次から次へと出される由香のおねだりに操られるようになってしまった。


「お姉さま、由香の乳首も舐めて♡」

「うん、はぁ……由香ちゃんの乳首♡ ぺろ……ペロペロ」

「あぁん♡ 気持ちいいよぉ♡ もっと、もっとして♡♡」

「ハァハァ♡ いいよ……ちゅう♡
ペロペロペロ♡ ちゅぅぅぅぅぅぅ♡♡」


次第に少女の身体に魅了されていく。
萌は由香によって、小さな子供にも性的魅力を感じられるよう、ロリ好き属性を植え付けられようとしていた。


「お姉さま、大好き♡♡」

「私も……由香ちゃんのこと好きだよ」

「嬉しい♡ ちゅっ♡ ちゅううううう♡♡」

「ちゅう……ンンッ! ちゅうぅ……♡」


ロリ好きになる毒が、由香との口付けを通して、萌の身体に溶け込んでいく。美雪のような大人の女性とは違った少女特有の魅力に、萌は気付き始めていた。

そうしてキスを終え、由香は最初の仕上げに入ろうとした。


「お姉さま♡ また由香のお願い聞いてくれる?♡」

「うん、いいよ……ハァハァ♡」

「お姉さまとキスして、由香のあそこ、ウズウズしてるの♡ お姉さまのお口で、慰めて欲しいなぁ♡」

「ハァハァハァハァ……♡♡」


想像するだけで興奮してきてしまう。

由香は開脚すると、
そのツルツルでプニプニのロリまんこを見せつけた。


(あぁ……♡ 由香ちゃんのおまんこ……ピンク色で可愛い♡)


乳白色のツルペタロリまんこに釣られて、萌は顔を近付けていく。過去にオタクどもによって穢された由香の女性器であったが、今もそこは、一度も男を受け入れたことがないように清純な色形をしていた。


「お姉さま♡ 早く由香のおまんこ舐めてぇ♡♡」

「ゴク……由香ちゃん……♡」


中学生にしか見えない由香との禁断のレズセックスに、
萌の興奮は最高潮に達する。
彼女は由香の幼い薄桃色の蕾に唇を押し付けると、
白い肉ひだをかき分けた。
舌先をとがらせて、新鮮な肉壁を手繰り、その快感の核を吸い込む。ベビーパウダーのような優しくて甘い香りが、萌の鼻腔を刺激し、性感を震わせた。

ぺちゃぺちゃ♡ くちゅくちゅ♡
ぢゅううぅ♡ ぺちょん♡ くちょん♡ ぺちょん♡ んぬゅっ♡

夢中になって由香の幼きクレヴァスを味わう萌。
萌の潤みの壺はヒクヒクと蠢き、
歓びの涙が太ももを伝ってベッドに流れ落ちていた。


「あぁんっ!! おねぇさまぁ♡ 気持ちいぃよぉ♡
ゆか……このままされたらイッちゃうよぉっ♡♡」

「イッて♡  由香ちゃんのイッた姿見せて♡」


真里との情事の記憶がない萌からすると、
初めて同性をイカせることとなる。

レズビアンの道を進むことを決めた萌にとって、
この経験は完全なる男性との決別を意味していた。

萌はギュッと由香の腰を掴み、
由香を絶頂させるべく、ラストスパートをかける。


あむぅ♡♡ ぢゅゅうぅぅぅぅぅっ♡♡♡
レロレロレロレロレロレロレロレロレロ♡♡♡
チュッチュッチュッ♡♡ キュウゥゥゥゥゥゥゥン♡♡

「はぁんっすごいっ!♡ イクッ!♡ イクッ!♡ イクッ!♡
由香イッちゃう! イッちゃうぅ! イッちゃうぅぅぅ!!
萌おねぇさまっ!♡♡ すっきぃぃぃぃぃぃぃ!!♡♡
イッ…………ちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!♡」


ビクビクビクビクッッ!!!

由香は萌の頭に両手を添えて、
全身を大きく震わせてイッてしまった。


「ハァハァ♡ハァハァ♡ハァハァ♡ハァハァ♡」


ぐったりと息を吐く由香を見て、少し冷静さを取り戻す。

年齢は大して違わないが、こんな幼い見た目の女の子を自らの手でイカせてしまった。その事実に萌は困惑していた。


(勢いでしちゃったけど……すごいことしちゃった……)


元は否定的だった性欲を満たすためだけの性行為。
見知らぬ女性とセックスして、イカしイカされた。
本来越えてはならない一線を、越えてしまったことを実感した。

息が整い、由香が起き上がる。
彼女はすぐに萌に抱き付くと、耳元で囁いた。


「お姉さまの舌が、由香のおまんこで暴れて、イッちゃった♡♡ すっごく、気持ち良かったよぉ♡♡」


生暖かい由香の吐息が耳に当たり、萌は背筋をゾクゾクさせる。同性にこんなスキンシップをされたら、以前なら気持ち悪くて仕方なかったであろう。しかし、今の萌にそのような嫌悪感は生まれてはこなかった。むしろ同性だからこそ良い。萌の男女への価値観は、すでに逆転してしまっていた。


「私も、由香ちゃんがイッてくれて良かった」

「んー……」

「どうしたの?」


萌の返事に由香が不満そうな顔をしている。

何かおかしなことを言っただろうか?
何も変わったことは言っていないはずだ。

しかし、由香が気にしていたのは全く別のポイントだった。


「由香ちゃんじゃなくて、これからは由香って呼んで♡」

「えっ? 呼び捨てにするの?」

「うん、呼び捨てにして欲しいな♡」

「いきなりはちょっと……」


いくら交わった仲でも、今日会ったばかりの女性を呼び捨てにする気にはなれなかった。

あまり良い返事が貰えないと察した由香は、実力行使に出ることにした。その小さな手を萌の割れ目に持っていき、指先で入り口をさすり始めたのだ。


「んんっ!♡」


ほんの小さな刺激だが、
すでに熱くなっていた萌の花園は、
その愛らしい指で触られ、すぐに反応しまった。


「あぁっ……ンンンン……♡」

「呼び捨てで呼んでくれたら、もっと気持ち良くなれるよ? ね、お姉さま♡ 由香のこと、呼び捨てにして♡ 由香って呼んで♡」

「はぁはぁ……♡ ちょ……あ……♡」


慣れた手つき。
初めに太股を愛撫された時もそうであったが、
由香も美雪に負けず劣らず、手先が器用であった。

彼女はこの愛らしい容姿と、可愛らしい声、天性の器用さと、小悪魔のようなあざとさで、数々の女性を魅了し、レズビアンへと堕としてきたのだ。

そんな由香の強引とも言える迫り方で、
萌は根負けしてしまうこととなる。


「ゆ……か……」

「ふふっ♡ もっと呼んで♡」

「由香……これでいいの?」

「うん♡」


呼び捨てにされ、由香は実に嬉しそうだ。
彼女は萌の脚を両側に開いて間に入ると、姿勢を低くして、割れ目に顔を寄せた。そして上目遣いで萌を見る。


「由香……はぁはぁ♡」


この愛らしい少女に、これからクンニされる。
そう想像しただけで、萌の子宮はキュンキュンとトキメキだした。由香はニッコリと微笑むと、再び萌にオネダリした。


「お姉さま、由香に命令して♡
由香、女の人にエッチな命令されると、すごく興奮しちゃうの……はぁはぁ♡」


由香は自分の好みのシチュエーションに近付いてきたのか、先ほどよりも興奮しているように見えた。
萌も萌で、早くこの少女におまんこを舐め回されたかったため、由香の希望通り、命令することにした。


「由香……私のおまんこ舐めて……ハァハァ♡」

「ちがう~。もっと……厳しく刺すような目で命令して♡」

「え?」


このメンヘラ少女は、
女性に厳しくされることで感じるマゾだった。

萌は困った顔をしたが、自らのおまんこの欲求には敵わなかった。早く舐めて欲しい。由香の舌でイカされたい。

努めて厳しい目をして、由香に命令する。


「由香、早く私のおまんこを舐めなさいっ!」


言われてキラキラと目を輝かせる由香。
彼女は、自身のメンヘラロリプニ変態レズまんこに指を這わすと、精一杯の笑顔で答えた。


「はぁい♡ 御奉仕させていただきます♡ お姉さまぁ♡」


由香は萌の花園に口をつけた。


「ンンンンンンンンンンッ!!♡♡」


小さな唇が正確に突起を捉え、吸い込む。
ほんの少し飛び出したそれを、由香はチロチロと舌先で舐め始めた。


「ふぁっ!♡ あぁっ、すごいっ♡」


萌はたまらず腰を引いてしまった。
あまりに気持ち良すぎて、つい腰を振ってしまったという感じだ。それによって由香の顔が萌の股間から遠退いてしまう。由香はやりにくかったので美雪に言った。


「美雪ちゃん、お姉さまの身体を抑えててもらってもいい?」

「えぇ、良いわよ」


隣で控えていた美雪が、背中から萌の身体を支える。
先ほどまでと違い、どちらも産まれたままの姿であるため、
美雪の胸が直に萌の背中に押し付けられる。

背中に刺さる二つの突起物。
硬く勃起した乳首は、たしかな存在感があった。
萌は美雪の乳首が背中に擦れて感じてしまった。


「あぁ……みゆきさぁん……♡」


興奮して少しヨダレを垂らしてしまう。
萌のおまんこは、美雪のおっぱいが当たったことで、
より充血して、ぷっくらと膨らんでしまっていた。


「これで大丈夫よ。
由香ちゃんのクンニを存分に堪能してね」


萌は憧れの女性に支えられ、由香のクンニを受ける姿勢になる。しかし、ここで美雪は、何かを思い付いたようだった。


「あ、その前に……。
萌ちゃん、一度体育座りになってもらえる?」

「え? こ、こうですか?」

「ありがと♡」


美雪は萌の膝の裏に両腕を伸ばすと、
そのまま掴んで、開脚させてしまった。

いわゆる〖まんぐり返し〗の姿勢である。


「美雪さんっ……!これ……恥ずかしすぎますっ!」

「良いじゃない♡ 女の子同士なんだから♡」

「お姉さまのおまんこ美味しそう……♡」


由香は前面に押し出された萌のおまんこに、再び顔を近付けていく。フゥっと息を吹きかけると、ぷっくらと膨らんだ萌の肉の割れ目に口をつけた。

ちゅうぅぅぅぅ


「~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!♡」


先ほどよりも強い力で、跳ねようとする萌の身体。
しかし、美雪がホールドしているためビクともしない。

再び由香の唇が萌のクリトリスを捉え、舌先でチロチロと舐め始めた。同時に指先で割れ目の入り口を上下に擦り、萌は絶叫をあげた。


「ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」


彼女の人生において、ここまで大きな嬌声を上げたことはなかっただろう。あまりにテクニカルな由香の舌技、指技と、美雪の抱擁で、萌の人生観は大きく変わることとなる。


(女の子同士のエッチってすごい……♡♡♡
どんなに感じても……♡♡
どんなに気持ち良くても……♡♡
どこまでもどこまでも気持ち良くなれる……♡♡
それに女の子に囲まれて、
こんなに心地良いなんて思わなかったぁ……♡♡♡
私……なんで今まで男となんかと付き合ってたんだろう……
女の子の方がずっと可愛くてカッコ良くてエッチも上手なのに……♡
もう初めからレズに生まれてきたら良かった……♡
そしたらもっと早くこの気持ち良さを味わえたのに……♡
あぁぁぁぁぁぁぁ♡♡ 気持ちいぃぃぃぃぃ♡♡)


鼻腔をくすぐる女性の甘い匂い。
美雪の匂いも、由香の匂いもどちらも大好きになっていた。

男好きだった人生を止め、レズビアンの沼に溺れた時、
彼女は初めて心の底から、女としての性を解放した気持ちになれた。


「あぁぁぁぁぁっ!!
こんなのぉぉぉぉ、すぐイッちゃうぅぅぅ!!♡
あぁっ!お願いっ美雪さんっ!!♡ キスして!!♡♡」


イク時は美雪とキスしながらイキたい。
レズにハマりかけてる萌は、そう思った。


「良いわ。キスしてあげる♡
萌ちゃんったら、こんなに激しく乱れちゃって、
すぐレズ堕ちしちゃう流れじゃない♡
きっと元からこっちの才能あったのね♡」


美雪が唇を合わせ、舌を差し入れる。
萌は待っていたと言わんばかりに、自らの舌を絡ませた。
二人の息も絡み合う。

クリトリスに感じる由香の舌先。
膣の入り口を這い回る由香の指先。
そして美雪との熱烈なレズキスによって、
萌は激しく絶頂を迎えた。


「ンンーーーーーーーーーーーッ!!!」

ビクビクッ!!!ビクンビクンッ!!!
ビクビクッビクンビクンビクンビクンッ!!!!


身体を弓なりにしならせ、
込み上げてくるレズ絶頂に耐える。

びくびくと余波に震える萌であったが、
それでも美雪と由香の攻めは終わらなかった。

まず美雪は「まんぐり返し」の姿勢を解除すべく、
膝裏から両手を引き上げると、そのまま萌の胸を鷲掴みにした。手のひらで優しく揉みあげ、時折、人差し指で乳首をコリコリっと刺激する動作を繰り返した。

そして由香は、クリトリスへの吸引を続けながらも、
指を萌の膣内に潜り込ませ、
内壁を擦り上げる形へとシフトした。

どちらもイッてからが本番といった感じだ。


「ンンンンッ!!? ンンーーーーッ!!」


二人の行動に萌は驚き声を上げる。
快楽の最高点だと思っていた場所を、いとも簡単に乗り越えてしまい、更なるレズの境地へと向かわされ始めてしまった。

これまで控えめにレズ愛撫を繰り返してきた二人が、
直接的なタッチへと変わり、
萌は感じたことのない快感に見舞われていた。

目線があちこちに飛び、
一体どこを向いているのかもわからない状況となる。

ここはどこ……?

萌が右往左往してたどり着いた場所は、
レズビアンの楽園だったのかもしれない。

美雪が唇を離して語りかける。

「どう、萌ちゃん?♡ 全身気持ちいいでしょ?♡
唇も、おっぱいも、おまんこも♡
こうやってイカされたら、
身体中全て女の子専用になっちゃうのよ?
どんな男の人にされても感じなくなるから安心してね♡」

「あぁぁぁぁぁっ!!♡♡
こんなのぉっ!!♡♡ 気持ち良すぎてしんぢゃうぅ♡♡
みゆきさんっだめぇぇぇぇっ!!♡♡」

「フフフ♡ 死になさい♡
死んで真性レズビアンとして生まれ変わるのよ♡♡」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!♡♡
死ぬぅぅぅぅぅっ!!♡♡ 死ぬぅぅぅぅぅぅ!!!♡♡
アァッ!!♡ アァッ!!♡ 逝くっ!♡ しんぢゃうっ!♡♡
逝くぅぅぅぅぅぅ!! 逝くぅぅぅぅぅぅ!!
逝っっちゃぅぅぅぅぅぅぅ!!!♡♡♡♡♡」

ビクビクビクビクビクビクビクビクビクビクビクッ!!!
ビクンビクンッ!!!ビクンビクンッ!!!

プシャアァァァァァァァァァァ!!!

二度目の絶頂を迎えて、勢いよく潮が噴き出る。

目、鼻、口、股間、あらゆるところから体液を垂れ流し、
絶頂の余韻で身体を小刻みに痙攣させた。

呼吸も激しくなり、
意識も半分飛んでしまっているような状態だ。

美雪は、萌が落ち着くのを待った。

赤ちゃんを抱くようにして萌を抱き、
彼女の意識が戻るまでじっと待つ。

そうしてしばらく待ち続け、萌の目のピントが戻り、
視線を合わせたところで声をかけた。


「お疲れ様、萌ちゃん♡
レズビアンに生まれ変わった気分はどう?」


激しいレズセックスで、
全身から汗、涙、涎、愛液といったあらゆる体液を放出した萌は、うっとりとした表情をして返した。


「すごく……良い気分です……♡
新しい自分に目覚めて……
男との嫌な思い出もなくなりました……♡
こうして美雪さんに抱かれているだけで幸せで……♡
本当にレズビアンになれて良かったです♡」

「良かった。心からレズビアンになれたみたいね♡
これからは同類よ♡ 女の子同士の性愛に励みなさい♡」

「はい……美雪さんと同類で嬉しいです……はぁはぁ♡
あぁ、だめ……我慢できない……ちゅうぅ♡♡」

「あらあら……萌ちゃんったら♡」


萌は話している途中で、美雪の乳首に吸い付いてしまった。
赤ちゃんのように無我夢中でしゃぶっている。
すっかり同性の身体にハマってしまったようだ。


「はぁはぁ♡……美雪さんのおっぱい……
こんな目の前にあったら我慢できません……」

「好きなだけ吸って良いのよ♡
どんなことでも受け入れてあげるからね♡」


そう言い美雪は萌の頭を優しく撫で上げた。

この経験が元となり、萌のレズっ気は揺るぎないものとなった。これまでは真里限定で性欲を持っていたものが、女性全般に適用されるようになってしまったのだ。

もちろん好みもあるので誰彼構わず、
興味を持つものではなかったが、
美雪や由香のように、美しかったり、可愛かったりすると、
性的対象として意識するようになったのである。

その後も萌は時間いっぱいになるまで、
美雪と由香とのレズセックスを楽しんだ。

貝合わせや69など、女性同士でのセックスの仕方を学び、
本来の目的であるレズ風俗嬢としての心得なども教えて貰った。講義を終える頃には、萌はすっかりレズ風俗嬢としての仕事に、淡い期待を寄せるようになっていた。


「萌お姉さま、またねー♡」

「次会う時はオモチャの使い方も教えてあげるからね」


仕事を終えた美雪と由香は、
にこやかに挨拶を交わし帰っていった。

萌は手を振り、名残惜しそうに二人を見送るのであった。



※※※



「ノンケ堕としの異名は伊達じゃないわネー。
まさかあの二人が、萌をあそこまで骨抜きにするとは思わなかったワ」

「そうですね。私もビックリしましたよ。
いるところには、いるんですね。ああいう達人も。
しかし、あの二人がここまでできるなら、わざわざ素人の萌を調教師に育てなくても、良いのではないですか?」
 

カメラを見ていた黒服が言う。

小早川は、目を閉じると、
手と首を同時に振って否定した。

 
「たしかにこの二人を使えば、
レズ部門は事足りると思うワ。

でもそういう問題じゃないのよネ。
 
この萌って女は、アタシに何度も何度も、
何度も何度も何度も何度も!
暴言を吐き続けてきたクソ女なの。
 
忍ちゃんを堕としたからと言って、
その恨みが消えるわけではないワ……。

だから一生アタシの駒として使ってやるのヨ!
 
これまで逆らってきた相手に、
人生を好きなように操られていたと気付いたら、
あいつはどんな顔をするかしらネ?
 
10年くらいしたら催眠を解いて、
その様子を眺めてやるワ。
 
その時が来るのが楽しみねぇ~~
オーーーホッホッホッホッホッ!!!」
 
 
小早川は高笑いを浮かべてモニターを切った。

萌のレズ調教師としての生活はこうして始まったのだった。
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